前回の続きになります。
「栗林公園」を散策後、車で、約30分。「屋島」へ向かいました。
「金比羅宮」と「屋島」どちらへ行くか迷いましたが、前日の寒さからくる疲れもあり、あまり歩かなくていい「屋島」に決定。
国道11号~屋島スカイウエイを通って南鐐の山頂付近のパーキングへ。
先ず、屋島寺に参拝です。
屋島寺(やしまじ)は、屋島の南嶺山上にある真言宗御室派の寺院です。
本尊は千手観音菩薩。四国八十八箇所第八十四番札所。
門をくぐると左手に観音様が出迎えてくれます。
駐車場には沢山の車があったわりには、境内にはさほど人がいません。
手水場でしょうか?天女の施された瓶から水が流れ落ちてきます。
最初に本堂を参拝。
お稲荷さんではなく、お狸さんです。祭神は日本三大名狸に数えられる「屋島太三郎狸」様です。ジプリアニメの「平成狸合戦ぽんぽこ」でもお馴染みの狸ですね。
ちなみに写真は撮ってませんが、この奥に「屋島稲荷」様もあります。忘れずにお参りしましょう。
弘法大師様をお祀りしている大師堂です。
この左手奥には七福神様もいらっしゃいます。
千躰堂には、中央に千手観音様、その背後に千体仏が祀られています。
写真には残ってなかったのですが、この左手は、「三躰堂」があります。
三躰堂は、屋島寺を開基した鑑真和尚様が祀られています。なぜかここだけ鬼瓦があります。
境内にある宝物館には、屋島寺由来の多くの仏像が安置され、さらには源平・屋島の戦いにまつわる史料が所蔵、展示されてます。有料ですが、ここまで来れば是非入館してほしい所です。
特に本尊である木造千手観音坐像は、榧の一木造漆箔、像高94.3cm。平安時代中期、10世紀頃の作。像の保存状態がよく、左右の脇手や光背の二重円相部分なども大部分当初のものが残る点が貴重です。ちなみに本堂に安置されているのものは、レプリカだそうです。
屋島寺南側の四天門には、向かって前に増長天・持国天、後に多聞天・広目天の四天王像が安置されています。
こちらが多分、本来の正門にあたる門なのでしょうね。
長くなりそうなので、今回は、屋島寺のみで終わります。
この続きは、次回。