令和6年度「第二種電気工事士試験(国家試験)」 技能試験用テスト器具を作ってみた。
今更ですが、今回、「第二種電気工事士」にチャレンジすることになりました。 こうなった経緯ですが、 本職は、水道関係の仕事をしていて、60歳を過ぎたことをきっかけに、大きな仕事は遠慮して、リフォーム関係で細々と仕事をしていました。 まあ、2024年の労働環境改善?法律の施行による人件費高騰、大阪万博やコロナウイルスに起因する資材高騰、さらには後継者がいない等々の事情により、2030年を目処に会社を清算して隠居暮らしを予定していました。↑こんなのを作りました↑(机の上が散らかっていてゴメン) しかし、電器屋の友人から「遊んでるんやったら、手伝ってほしい。」と声がかかり、配送や、工事の手元などを時々していました。そんな経緯や、建築関係の現場に普段から接していたこともあり、「資格を取って、現場も手伝ってほしい。」と言われ、とりあえずは「第二種電気工事士」を受験することに。↑中は、こんな感じです。発光ダイオードを仕込んでます↑ この年になって資格試験を受験するとは夢にも思ってませんでした。↑バッテリーは、3V(単三 1.5Vx2)↑2.0mm の銅線が差し込めます今回使用した発光ダイオードの規格は、2.5Vなので、10Ωの抵抗を直列に接続してましたが、暗くて面白くないので、省略しました。テスト用なので、多分大丈夫でしょう。知らんけど。 学科試験は、5月26日にすでに終了。自己採点は、96点(1問2点で、100点満点。60点が合否ライン)です。多分2問、間違えた。合格通知も来てます。 あとは技能試験です。↑ランプレセブタクルのテスト↑ さて、技能試験ですが、配線図をもとに、支給された材料で簡単な作品を作るというものです。ここでの問題は、制限時間(40分)内に課題を完成させることができるかと、欠格事項が無いかというものです。↑表示灯のテスト↑極性が無いので発光ダイオードを2個仕込んでます。 技能試験の候補問題は、既に発表されていて、13種類の課題からどれか1問が出題されます。一通りやってみたのですが、慣れない人、初心者は、40分って、結構キビシイかも。↑シーリングローゼットのテスト↑ 欠格事項については、目視で大体OKなんですが、導通試験や誤接続・断線の見落としなどは、目視では確認できない部分もあるので、テスタを作ってみました。 普通(仕事用)のテスターで充分なんでしょうが、遊び心も必要。↑コンセント(15A 125V)のテスト↑ 技能試験は、昨日(7月21日)に無事終了。チョンボが無ければいいのですが、合否発表は、8月16日だそうです。楽しみです。↑コンセント(20A 250V)のテスト↑ 一般財団法人「電気技術者試験センター」さんの資料によると、例年の合格率は、50%前後のようです。今年度は、約7万人が受験し、学科合格者は、4.2万人。合格率は、約60%強。学科免除の人もいるので、率だけで語るのはいけないと思いますが、最終合格者の数は、結構シビアなんですね。↑施工省略部用のテスト↑ こんなテスト器具ですが、ネットで見ると5,000円ぐらいで販売してるようです。他の買い物もあって、正確な金額は覚えていませんが、3,500~4,000円ぐらい材料に使っているかも。電材も結構値上がりしてますからね。 私は「ハンダゴテ」などを持ってますので作りましたが、予算が許す方は、買った方がいいかもしれませんね。 合格したら、このキットは、友人の電器屋の息子(多分23歳)に譲ることになると思います。