きょうの詩は立秋の過ぎたなかで迎える夜明けにみる朝への思い

立秋の朝の始まり

閉め切ったわずかな隙間からこぼれる
微かな明かりで

「朝か」
知り

見る時計は五時を指し
蝉の目覚ましがけたたましく鳴り
私を起こす

この奴らの罵声と早い一日の夜明けで
立秋の一日が始まる。