夏の朝模様の一コマきょうの詩は夏の朝にみる日々の夏模様の一コマ 夏の朝 涼感の漂う部屋でまどろんでいると 隙間から差し込む日差しが 私の体をジリジリと焼いて覚醒を促す。 ああ……朝か。 思うと同時に耳に刺さる彼らの鳴き声が 朝だ……起きろ……喚く。 その鳴き声に堪らずに目は開くが虚ろで、 体は目覚めを拒否し 起きるか、それとももう少しこのままで、 反応と抵抗を繰り返し夏の朝。