きょうの詩は梅雨入り前から咲、満開となってなり燃える熱さのなかで終わる花のなかで、再び彩をみせるある花への思い

白から緑に

私の好きなアジサイのひとつが
緑から白になり和みのほほ笑みで夏を告げ

燃え盛る熱さのなかで
白から緑に変わるアナベル

この忘れ人となった花に見る
花の老いと夏の盛り

花は散ることなく変わる彩で季を告げ
いま秋に向け化粧するひとりのアジサイ。