きょうの詩は咲く夏の一花をみて思うこと。

花の戸惑い

町の至る所で夏の花が咲いて
私は見ごろと

微笑む花たち

香りは薄く
夏の花たちが鮮やかな花彩でみせて

そのなかのひとりをみて
咲くのが早くない

思う花に重ねる夏の戸惑い。