きょうの詩は、夏のアジサイのひとりであるアナベルへの思い。

夏の花

私が好きなアジサイのアナベル
花の色は白とピンク

いつもみるのは白で
ピンクはいまだに会えない愛しいひと

そのひとは感情をたかぶらせることなく
何人にも染まらないむくで

その白亜の美しさが
薄汚れた私の心を雨と共に洗い流す。