私は毎日、株式投資のテクニカル分析を勉強しています。
その中で現時点で辿り着いた大きな気づきがあります。
まず大事なのは、トレンド転換を掴むことです。
相場は日経平均、TOPIX、グロース指数など、指数に引っ張られる傾向があります。
そのため、自分が取引する銘柄がどの指数と連動しやすいのかを把握することが重要です。
寄り付きから30分間は、指数が買い目線なのか、売り目線なのか、市場全体の雰囲気を観察します。
私の場合、複数の指数がすべて買い目線であれば、かなり強い日だと判断します。
そのうえで個別銘柄を見ます。
指数に連動しているのか。
指数より強いのか。
それとも弱いのか。
その判断基準のひとつがVWAPです。
出来高加重平均線を勝ち取っているかどうかは、その銘柄の強さを見るうえで重要なポイントになります。
次に移動平均線です。
私はこの指標を非常に重要視しています。
短期の買い勢力が、長期の売買勢力より優位に立っているのか。
今の価格がどの勢力に支えられているのか。
そこを見ています。
そして出来高も大事です。
どこで多くの人が買ったのか。
どの価格帯まで来れば、その買った人たちが報われるのか。
その場面を意識しています。
要は、期待値が高い場所を常に探しているということです。
しかし、相場は簡単ではありません。
どれだけ良い形に見えても、突然売りが降ってきます。
利確したい人、怖くなって売る人、単純に売りたい人。
いろいろな参加者がいる以上、相場は完全には読めません。
ここで多くの人が陥るのが、さらに勉強を増やすことです。
もっと良い手法があるはずだ。
もっと良い指標があるはずだ。
もっと確認すれば勝てるはずだ。
しかし、私は今こう考えています。
相場は理解不能である。
もちろん、勉強が無駄という意味ではありません。
相場を見る目は確実に育ちます。
期待値の高い場所も少しずつ分かるようになります。
ただし、期待値が高い場所でも必ず勝てるわけではありません。
相場はランダム性を持っているからです。
だからこそ大事なのは、自分の行動を固定することです。
負けた時にやり方を変える。
指標を足す。
ルールを変える。
これを繰り返すと、どんどん泥沼にはまります。
脳の負担も増え、判断も鈍ります。
大事なのは、決めた行動を固定し、同じ条件で検証を続けることです。
相場はカジノのルーレットに近い部分があります。
当たる時もあれば、外れる時もあります。
結局は確率の世界です。
そこで何より大事になるのが損切りです。
自分の想定外の下げが来たら、即損切りする。
その後に上がったとしても、「今日は運が悪かった」と受け止める。
どこまで下がるか分からない状態で持ち続けることは、リスクでしかありません。
逆に、想定通りに上がるなら持てばいい。
損は浅く、利益は伸ばす。
これが「損小利大」の基本です。
私は、相場では防御こそが最大最強だと考えています。
勝ち方よりも、まず負け方を考えること。
大きく負けないこと。
崩れないこと。
相場で生き残るためには、そこが一番大事なのだと思います。