「朝令暮改上等」
わたしの元上司が言っていた言葉。
本来の意味は「制度や法令が出てもすぐに改められて定まらないこと」なので割とマイナスな意味で使われることも多いと思う。
けれど世の中は絶えず変化しているのだから、その変化を察知し、舵取りを変えることだってある。
むしろ、進むべき方向が変わったことに気付いているにもかかわらず(もしくは気づかない場合も含めて)、変える決断をできないことの方が経営者あるいはビジネスマンとして問題だと。
上司の言葉は仕事における話だったけれど、これは個人にも言えることだなぁと改めて思う。
いつの時代だって、多かれ少なかれ、世の中は変化し続けている。
誰しもがその変化真っ只中を生きていて、その中で様々な経験をし、自身の思考が磨かれ、価値観もアップデートされる。
だから、「今現在の発言(もしくは行動)」と「過去の発言(もしくは行動)」が変わることがあるのは極々当たり前のこと。
「前に行ってたことと違うじゃないか!」的な批判って結構あると思んだけど、大事なのは今の環境でどう判断・決断するかであって、過去の発言との整合性を貫くことではない。
ただ、意見が変わったように見える/聞こえる事も、その人の信念自体は変わっていないことがほとんどだと思う。
環境の変化や経験の積み重ねで考え方が変わっただけ。
なので、自分が受け取る側であれば、どういう背景でその判断・決断になったのかを汲み取ろうとすること。
そして自分が発信する側であれば、どう伝えていくか丁寧に考えること。
つまりはコミュニケーションの取り方が大事なのかなと。
信念はブレず、
思考は柔軟に。
そんな人でありたいなと思ふ今日この頃。