労働トラブルの原因は労使のコミュニケーション不足がほとんどです。


そのとき思うことがあります。


管理職は何をしていたのだろうかと。


管理職のいない小さい会社は別として、従業員が二桁になってくると経営者1人では当然全従業員を管理できないので管理職を置きます。


管理職の大切な役割は、経営者と従業員とのコミュニケーションギャップを埋めることです。


経営者のビジョンや方針、考え方を部下である従業員に理解・納得させ、また、従業員の思いを吸い上げて経営者に伝えなければなりません。


でも、私の知る限りこの役割を意識している管理職の方は本当に少ないです。


ひどい場合は、管理職が部下といっしょになって経営者批判を公然としているケースもあります。


管理職を選任し教育するのは経営者ですから、結局は経営者の方の自己責任ではあるのですが。