社会から労働問題をなくして、労使双方が笑顔で協力して働ける社会を創りたい。
これが私の思いです。
妻もようやく私の思いを理解してくれたのか、労働法上のルールを知りたいと言うようになりました。少しずつ教えようと思います。
私:労働契約って、労働者は使用者の指示通りに働きます、そのかわり使用者は労働者に賃金を支払います、という約束なんだ。
妻:それぐらい知ってるわよ。
私:でもそれだけじゃないんだ。
労働というのは本人の能力と意思に密接な関係があるんだ。100%の力を発揮しても20%の力しか発揮しなくても外からは計測できないから働いたことになる。だから、口に出すか出さないかは別として、使用者は「しっかり働いてよね」労働者は「わかった、そのかわり働きやすい職場環境をお願いね」みたいな暗黙の紳士協定が労働契約のベースにあると考えられているんだ。つまり、労使双方が信義に従い誠実に行動する義務、これを「信義誠実の原則」、縮めて「信義則」というんだが、これが労使関係を支配してるんだ。ちょっと難しいかな。
妻:んー。でも、お互いに誠意をもって行動すれば、労使トラブルにはならないね。(=⌒▽⌒=)
私:その通り。(^_^)v
労働契約法第3条4項に定められているんだ。
信義則は民法第1条2項にも規定されており、労働関係だけでなく、いろいろな場面で使われるんだ。
妻:夫婦のあいだでも?
私:もちろん。(-^□^-)
妻:きのう冷蔵庫に一つだけ残ってたシュークリーム、私に内緒で食べたでしょ。
これって、信義則に反するんじゃない。ヽ(`Д´)ノ
私:アチャ。ヽ(;´ω`)ノ
今日もこんな調子でした。
それでも、私は本気で「社会から労働問題をなくして、みんなが笑顔で働ける社会創り」に、挑戦しようと思います。