今、PC用の液晶ディスプレイには、2年前に購入した「FlexScan S2231W」というEIZO(ナナオ)製の22型ワイドを使っています。
安価なTN液晶パネルより、VA液晶パネルのほうが視野角や発色が明らかに良いことと、買ったら5年以上は使うだろうから後で後悔はしたくないとの理由から購入しました。
写真など人の肌が肌色として綺麗に見え、このVA方式の液晶パネルに慣れてしまうと、もうその辺の安いディスプレイには戻れません。
それに、TN方式の液晶と比べて断然目が疲れにくいんですよね。
色に深みがあり(特に黒色が鮮明。色がつぶれにくい)、基本の画質調整は暖色系(薄っすらクリーム色っぽい)、それにノングレアなので目にも優しいです。
また、Adobe RGBカバー率95%の広色域は伊達ではなく、プリンター出力時に実際と色の印象がまったく違うなんてことも防いでくれます。
VA方式で問題の応答速度も、16ms(黒→白→黒)8ms(中間階調)と、一見他のより遅いのですが、ナナオ独自のオーバードライブ回路のおかげでスムーズに表現でき、その欠点が解消されています。
これまで、いろいろと動きの速いPCゲームをプレイしてきましたが、特に問題になったことは無いんですよね。
ただ、グラフィックの綺麗な少し重いゲームをしていて、一部場面で残像っぽい動きだったのを応答速度のせいかなと思っていたのが、実はPCスペックがちょっと物足りなかっただけだったというオチは過去にありましたが…( ̄▽ ̄;
(※RADEON X1900XTX → RADEON HD4870の交換で発覚!)
そういう勘違いで評価してしまう人も意外と多い…かも?
また、ナナオ製のFlexScanは画質調整が楽です。
PCとUSB接続することにより、PC上からも画質調整が簡単にできます。
それに、映画用、画像編集用などと、別途にカスタマイズした調整を記録させ、必要なときに簡単に切り替えることもできます。(更には、使用するアプリケーションごとに設定して、自動切換えさせることも可能)
個人的には、上記のカラー調整がベストマッチしています。
元々かなり明るいので、ブライトネスは30%まで下げました。
(これでもまだ明るいです( ̄▽+ ̄*))
このほうが目に優しく、また省エネでバックライトも長く持つと、良いことずくめなんですよね(〃∇〃)
現在のモデル「FlexScan S2243W」は、2010年7月23日に発売されたばかりの新型です。
解像度1920×1200ドット表示対応、DisplayPortを追加搭載、応答速度の向上(黒→白→黒12ms、中間階調6ms)といった点で優れており、価格も2年前の機種より安くなっています。
NANAO FlexScan 22インチ スピーカー付 セレーングレイ S2243W-HXGY
主な仕様(EIZOダイレクト)
http://direct.eizo.co.jp/shop/c/cS2243W/
また、同じ22型で別モデルとして、「FlexScan SX2262W」もあります。
インターフェースは、DisplayPortを1基、DVI-I端子を2基搭載。
上記の新型モデルと価格差はわずかなのですが、色ムラ補正機能のデジタルユニフォミティ補正回路を搭載と、こちらのほうが画質は良さそうなんですよね。
色の再現性の高さから、画像系の仕事向きでしょうか。
個人的に一番欲しいと思う機種です。
やっぱり安定した画質を重視したいんですよね。
あと、応答速度も今のより少し上がってるし、オーバードライブ回路もあるので、動きの速いPCゲーム用としても問題無さそうです。
NANAO FlexScanシリーズ 22インチ ワイドTFTモニタ ブラック SX2262W-BK
主な仕様(EIZOダイレクト)
http://direct.eizo.co.jp/shop/c/cSX2262W/最後に、ゲーム機も繋げられるマルチメディア系の
23型ワイド液晶の「FlexScan EV2334W」。
一流ブランドのナナオ製なのに、信じられないほど格安の機種!
当然ながら、ナナオ製で一番人気になったようです。
インターフェースには、DVI-D端子、D-Sub端子をはじめ、マルチメディアに対応するためのHDMI入力端子を各1系統搭載。
PS3などのゲーム機や、AV機器が接続できるのが強みですね!
基本仕様も、ゲームやアニメ、映画の視聴に適した調整が各所の機能としてなされているようです。
NANAO FlexScan 23インチワイドTFTモニタ ブラック EV2334W-TBK
主な仕様(EIZOダイレクト)
http://www.eizo.co.jp/products/lcd/ev2334wt/
【ドット抜け交換等、安心おすすめショップ】
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