後期型のターボのグレーの2ショット
以前にご購入いただいたジーノの車検でのお預りと媒体非掲載の秘蔵の在庫車両です
後期のターボ車そのものも少ないですが グレーは更に少ないですね
この後期モデルのジーノが新車で販売されていた平成14年～平成16年には
恐らくですが圧倒的に女性ユーザーをターゲットにして販売をしていたと思うフォルムです
ですので そもそもターボ車を選択すること自体が少ない理由な訳です
マニュアル車両 グレーカラーのチョイス も同様ですね
当店の場合 女性のお客様も男性のお客様もそれほど差はありませんし
ご夫婦やカップルでってお客様も多いので尚更かもしれませんね
20年以上経ったジーノが発売当時とは違ったユーザーが大切にしているんだと思います
特にクラシカルなデザインでマニュアル車を探していくと4WD車になることが多いのですが
今までの経験上 マニュアル車の4WDは降雪地区で使用される傾向があるので
錆が発生している車両が多い理由かもしれませんね
是非ジーノのご購入をご検討の際は ちょっとやりすぎに見えるかもしれませんが膝をついて
下回りはチェックすることを忘れてはいけませんね
当店のブログでアクセスがあるのが この ジーノのエンジン不調のブログです
エンジンが不調で検索したらヒットするんだと思うのでブログを書きたいのですが
そもそも不調のジーノが当店に入庫することが少ないのでブログが書けないのも事実です(笑)
ちょうど商品車の準備中のジーノがあったので前回の補足をしようと思います
エンジン不調で多いのはアイドリングが低すぎや高すぎることだと思います
当店でも仕入れてきただけのジーノはこんな状態のジーノも時々います
そもそもの原因はピストンの下部から発生する
エンジンオイルが気化されたエンジン内の空気を
もう一度スロットルボディの直前に戻して燃焼をさせようとしたが
燃焼する前に各部に付着てしまうことが大きな理由です
ジーノのスロットルボディの内部なのですがこの赤丸から
水温を感知して空気の量を調整するISCバルブに吸気がバイパスされます
この内部にエンジンオイルが気化されたエンジン内の空気を
もう一度スロットルボディの直前に戻して燃焼をさせようとしたが
燃焼する前にISCバルブに付着してしまい水温の変化を感知しても
吸入空気量をコントロールできないのでアイドリングが低いままなのです
アイドリングが高い場合は恐らく作業的なミスが多いように思います
ありがちなのはこの黄色い丸部分
奥の黒くなっている部分は
エンジンオイルが気化されたエンジン内の空気を
もう一度スロットルボディの直前に戻して燃焼をさせようとしたが
燃焼する前に付着てししまったものなのですが
これをパーツクリーナなどで綺麗にしてはいけません
スロットルのバタフライの全閉時の気密性がなくなり吸入空気量が増えるので
アイドリングが高くなる可能性が有ります
もしうっかり綺麗にしてしまった場合は
東名パワードのスロットルコート 専用の商品なので改善や対策には間違いないと思います
当店ではISCバルブの入り口のみのクリーニングで
スロットルのバタフライ周辺はクリーニングしないように作業を行っていますので
ほぼ使用することは無いのですが
ドライモリブデンコートを塗付して気密性を保持する様に
住鉱のモリブデンコートで代用しています
耐久性は東名の物には敵いませんが
エンジンオイルが気化されたエンジン内の空気を
もう一度スロットルボディの直前に戻して燃焼をさせようとしたが
燃焼する前にバタフライ周辺に付着気密性を保ってくれるまでの補助として使用できます
もうひとつ当店で経験したアイドリングが高い場合の原因として
「スロットルボディのストッパーを物理的に動かしてアイドリングを上げる修理」
「スロットルポジションセンサーをずらして特性ずれでアイドリングを上げる修理」
恐らくISCバルブの汚れによってアイドリングが低いので
スロットルボディのストッパーをずらしてアイドリングを上げる修理
その後にISCバルブの洗浄を行ってISCバルブが正常になっているが
ストッパーで物理的にアイドリングを上げているのでコントロールできなくなっている
もしくはスロットルポジションセンサーをずらして特性ずれを起こしている
季節や外気温によって変化する水温を感知し吸入空気量をコントロールしてアイドリングさせる機能
を無視した修理をしたジーノに数台出会っています(笑)
水温が低い寒い季節に調子が悪いのは 作業ミスの場合があるように思います
平成14年の後期型も「20歳の集い」でございます
不調や不具合の解消された快調なジーノが世の中に増えることを願います♪
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