日本一高い場所へ〜その4〜
「日頃の我々の行いが天気に現れましたね」
…あんなに晴れていた空はいつのまにか雨。
「日頃の我々の行いが天気に現れましたね」
「日頃の我々の行いが天気に現れましたね」
「日頃の我々の行いが天気に現れましたね」
そうそう。
青梅から新宿まで歩いた日もそうだった。
出発前日に「うちらの日頃の行いが明日の天気に出ますよー♪」
当日…どしゃぶり。
そう、我々の戦いはいつも雨だった。
とは言え暑すぎず寒すぎずの天候なので暑さによって体力が奪われるみたいな ことはない。
そこは暑がりのぼくにとっては都合が良かった。
坂道、砂利道、岩場を歩いているわりには足は疲れないしむしろきついなぁ…という感覚はなかった。
ただ空気が薄い。
少し歩くだけで苦しい。
本当に10メートル歩くごとに休憩をしないと息が出来ない。
心拍数はバンバンあがるし、心臓が胸を突き破って飛び出しそうなくらいに鼓動を打っていて怖い(汗)
頭いて。(内緒)
田実さんの持って来てくれた酸素を吸いながらコツコツ登る。
富士山=約3700メートル。
考えようによっては上に3.7キロ歩けば頂上なわけだ。
でも実際は100メートル登るのに道によっては1~2時間かかってしまう レベル。
これは…
舐めてはいなかったけど予想以上だ。
おしゃべりしながら登山♪なんて気楽さはない。
何せしゃべれば息が苦しくなるし、笑いなんてしたら息が出来なくなりそう(笑)
生れてからこの日まで、これほど心拍数を気にして歩いた時間はなかった。
ぼくは「大丈夫です」と答える。
でも今回は大丈夫じゃないかもしれない(笑)
少し広めの休憩所で長めの休憩。
山田さんは寝て、田実さんは休んでて。
ぼくは食べたくもないのにカップラーメンを買った。
山 田さんの話しによると富士山は気圧?標高?か何かの関係でお湯の温度も限界があるらしく、出来上がったカップラーメンはアツアツではなかった。
自動的にかた麺ヌードルの出来上がり。
でも冷え始めていた体には優しい。
それにしてもさすが富士山。
登山者は多い。
子供もおばちゃんも、ぼくなんかより全然元気(汗)
おかしい。
休憩をしたはずなのに…
ますます体調が悪いような気が…
そして後半戦出発。
まだまだ頂上は見えない。
もうケータイ電話をポケットから出す力もないかも…
でも雨が止んできた。
よしよし。
ここからだ…
続く…



