日本一高い場所へ〜その3〜
何せこの日に備えてぼくは毎日のように1日約8キロを歩いていました。
準備は万全のはずです。
でもスタートから15分後。
何だか様子がおかしい。
まだぜんっぜん歩いてないのに…少しきつい。
でもそんなことを言ったら弱虫に思われる気がしたので黙ってました。
頭も痛いし。
とは言いながらもあまりにも絶景すぎる景色を見ながらの登山は胸ワクワクが止まりません。
早い段階で写真を撮ろうとすると山田さんに「上がもっとキレイやけん」と言われたので撮影は断念。
後にあんなことになるなんて思わなかったし、撮っておけばよかった。
そして徐々に道は上向きになり険しくなるのでした。
それにしても息があがる。
なるほど。
なるほどね。そうか…
空気が薄いんだ!今更気づいた(笑)
言っても五合目の時点で2000メートルは超えてるわけですからね。
普段通りの行動は出来ませんよね。
その1でも書いたように、実際に登ってしまえばあの急な角度もないだろうと思っていたのに…
「えっ…これ本気で登れるの!?」くらいの急な山道。
一番楽なコースでこれとは…。
でも本当に天候にも恵まれたおかげですでに暑い。
「日頃の我々の行いが天気に現れましたね」なんて言いながら。
ひたすら登る。登る。
汗をかくわりには不思議と水分はあまり欲しませんでした。
陽射しもそこまで強くはなくてまぶしい!!みたいな感覚もあんまりありませんでしたね。
しかし頭が痛い。
でもこのくらいの感じならサクサク行けるだろう。そんな気がしていました。
でも気がかりなことが一つ。
上を見ても頂上が一切見えない。
頂上は真っ白な雲で隠されている。(秘密)
富士登山を数回経験している山田さんが「あの雲よりもまだまだ先はあるけん(あるよ)」と。
よ、よし。とにかくがんばろう。
そんな気持で頂上を目指してひたすら登るのでした。
それにしてもとにかく景色が良い。
続く…


