やみのひし もやきりのみか
  のすまにま すのかみのりき やもしひのみや

(闇伸びし 靄霧のみが 伸すまにま 主の神の力 八方紫微の宮)

解説

靄(もや)は「大気中に無数の微小な水滴が浮遊し、遠方がかすんで見える現象。気象観測では視程1キロ以上の場合をいい、1キロ未満の霧と区別する。」、霧(きり)は「地表や海面付近で大気中の水蒸気が凝結し、無数の微小な水滴となって浮遊する現象。古くは四季を通じていったが、平安時代以降、秋のものをさし、春に立つものを霞 (かすみ) とよび分けた。気象観測では、視程1キロ未満のものをいい、これ以上のものを靄 (もや) とよぶ。」、伸す(のす)は「伸びる。伸びひろがる。」、まにまは「行動の決定を他に任せて、他の意志や事態の成り行きに従うさまを表わす語。ままに。」「 ある事柄につれて他の事柄も進行しているさまを表わす語。~につれて。~とともに。」、八方(やも)は「八方の方面。転じて、あらゆる方向。四方八方。」の意味です。

余談

この歌は、霊界物語の下記部分を読んで、それをモチーフに書いた歌です。

『霊界物語 第73巻 第1篇 紫微天界 第1章 天之峯火夫の神』(「霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~」さん)

 

雑感

ヨハネ(四八音)は、今までずっといろは歌のような48音のこととばかり思っていたが、宇宙に四方八方に充満している音、という解釈もできるのか、と今日気付いた。

一方、イエスを仮にイヱスでもあると見ると、意会す(いえす/いゑす)っぽい感じがする。

ちなみに会す(えす/ゑす)は「理解する。会得する。」の意味。意は「音+心」っぽい感じがする。