しきのかの すはりてかひの
しにみのみ にしのひかてり はすのかのきし
(四季の香の 統ばりて加被の 死に身のみ 西の日が照り 蓮の彼の岸)
解説
香(か)は「かおり。におい。現代では、良いにおいをさすことが多い。」「美しい色つや。光沢。」、統ばる(すばる)は「集まって一つになる。一つにまとまる。統一される。すばまる。すまる。」、加被(かび)は「神仏が力を貸して守ってくれること。加護。」、死に身(しにみ)は「死んだ体。」「死ぬと決まった身。死ぬべきからだ。」、彼の岸(かのきし)は「‘彼岸(ひがん)’を訓読みにした語。涅槃(ねはん)。」の意味です。
余談
この歌は、下記動画を見て、それをモチーフに書いた歌です。
『祈りの前に禊をするのは何故か?潔斎をして清めるのは何故か?』(「神結ちゃんねる 〜かみすちゃんねる〜」さん)