のそみいる かさんせいあり
  かひなはな ひかりあいせん さかるいみその

(望み入る 家山聖あり 佳美な花 光り愛善 盛る斎苑)

解説

望むは「はるかに隔てて見る。遠くを眺めやる。」「したう。仰ぐ。」、家山(かざん)は「故郷の山。また、ふるさと。故郷。」、聖(せい)は「神聖でおかすことのできないこと。清らかで尊いこと。また、そのさま。」、佳美(かび)は「りっぱで美しい・こと(さま)。」、盛る(さかる)は「勢いが盛んになる。物事の盛りになる。その物の最も充実した時期をむかえる。たけなわになる。」「繁盛(はんじょう)する。時めく。にぎわう。栄える。」、斎(いみ)は「他の語の上に付いて複合語を作り,汚れを清めた,神聖な,などの意を表す。」の意味です。

余談

この歌は、霊界物語の下記部分を読んで、それをモチーフに書いた歌です。

『霊界物語 第23巻 余白歌』(「霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~」さん)


雑感

下記参照。

『斎苑の館』(「オニペディア」さん)


『三鏡 玉鏡 619 たまがへしの二三種』(「霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~」さん)

 

※たまがへしとは、最初の言葉の子音と最後の言葉の母音とをまとめて、言葉を縮めてしまう方法。

たとえば、イミゾノはイミ(斎)のソノ(苑)で、「imi(斎)」「sono(苑)」となるので、下記のようになる。

imi  → 「i」

ア行の「i」はア行のため子音がない。マ行の母音「(m)i」で「i」となる。

sono → 「s」o と n「o」

サ行の子音「s」とナ行の母音「o」で「so」となる。

よって「i+so」でイソとなる。