ひかりゆる をかのへのはに
  ここのひの ここにはのへの かをるゆりかひ

(光揺る 丘の上の端に 午後の日の 此処には野辺の 薫る百合佳美)

解説

揺る(ゆる)は「揺り動かす。ふるい動かす。ゆすぶる。」、上(へ)は「上。表面。」、端(は)は「物のはし。へりの部分。はた。」、野辺(のべ)は「野のあたり。野原。」、薫る(かおる/かをる)は「よいにおいがする。芳香を放つ。」、百合(ゆり)は「ユリ科ユリ属の多年草の総称。温帯を中心に分布し、カノコユリ・オニユリ・ヤマユリ・テッポウユリ・スカシユリなど、園芸用に栽培されるものも多い。鱗茎 (りんけい) が食用になるものもある。葉は線形などで平行脈が走る。夏、白・黄・橙色などの大形の6弁花を開く。リリー。」、佳美(かび)は「りっぱで美しい・こと(さま)。」の意味です。

余談

この歌は、下記音楽動画を聴いて、それをモチーフに書いた歌です。

『LILIUM』(「TheKakehashi」さん)