かちのかり めあきしるくい
  かくのひの くかいくるしき あめりかのちか

(勝ちの狩り 目開き知る悔い 核の火の 苦海苦しき 亜米利加の地が)

解説

ガザは「パレスチナ南西部の都市、およびそれを中心とする地域。地中海に面し、古代から交易の要地。1948年エジプト領に編入されたが、1967年以来イスラエルが占領。1993年のオスロ合意(パレスチナ暫定自治協定)に基づいて、1996年にパレスチナ暫定自治政府が成立し、その統治下に入った。ガザ地区。」、性(さが)は「生まれつきの性質。性格。また、持って生まれた運命。宿命。」「いつもそうであること。ならわし。習慣。」「よいところと悪いところ。特に、欠点や短所。」の意味です。

余談

この歌は、下記記事を見てそれをモチーフに書いた歌です。

『ガザに原爆投下を 米下院議員が発言』(「yahooニュース」より)


雑感

まあ、控えめに言っても……

お前らマジで、いい加減にしろよ!!!

昔見た「波動気功研究所」というHPでは、神は一方だけに武器を与えることはなさらない。欧米の主要都市に、既に核爆弾は設置済み、と書かれてあったが、因果応報の法則でもう「春、魔、下、ドン(ハルマゲドン)」にならんと、目が覚めんのか?

目が覚めんのか? というのは当然、ハルマゲドンが起きて自分が永遠の天国に行くのではなくて、永遠の地獄に行く、ということが判明する、という意味も含む。

いつもいつも自分たちは獲物を狩る側で「勝ち」の状態だっただろうが、これまでの勝ちに乗じて、まだまだその状態を続けるなら、仕舞にはその勝ちが、カチカチ山になるぞ。

タヌキは十抜き(たぬき)で、その悪知恵で十(神)を抜いた不届きもので、シロウサギは白兎(はくと=八九十)で、一~八の一八戸(=岩戸)の中を超えた、八次元、九次元、十次元の神様で、つまりは今までの常識がひっくり返されるような出来事が起きて来るということ。

さしずめ、おじいさん、おばあさんは、多くの輪廻転生を繰り返して、魂的に経験の深い、世界中の老若男女の一般的な善良市民、といったところか。

同時にこれは、一八戸(=今までの世界の常識的感覚)の中からすると「八九(やく)十(神)=厄神」に見える形で出て来るということ。

つまり、亜米利加の主要都市で、ある日突然核爆発が起きるならば、亜米利加人にとっては史上最強の厄災とうつるだろうが、世界基準で見てみれば、これでやっとガザの人々は守られる、ということだ。

そもそもこの議員は、回りまわって、亜米利加の一般市民をも(報復による)核爆弾の脅威にさらしていることを、1ミリも理解していないんじゃないのか。

どの国であれ、自国の議員は自国の民を守る、ということは大原則だと思うが、それに照らし合わしても、この人は議員失格やろ。

ちなみにカチカチ山で、タヌキは最後、海に出て泥船で死ぬわけだが、海は死後の世界のことだろう。

船は心の比喩で、他人の善意を逆手にとって騙して、それだけではまだ飽き足らず、その上にその助けてくれた人を死に至らしめるほどのひどいことをしたタヌキの心は、当然泥船なわけで、天国に行けない、ってことだ。

仮に亜米利加がガザに原爆を落としたら、たぶんこの議員は、死後、ガザで爆死や放射能等で苦しんでいった一人一人の体験……総勢何万人、何十万人という体験と同じ体験を、永遠に繰り返すものと思われる。

カチカチ山の泥船どころの騒ぎじゃないぞ……。

聖書にあるイエスの言葉「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです」を思い出さざるを得ない……。

といっても、もう時節が来たので、仮に原爆をガザに落としたら、金輪際赦されることはないだろうが……。