あさひかけてる おほきなわ
すめらみくにの うんゐゑむ
ことたまちはふ よそやねを
いろもれしぬへ ゆえつせり

朝日影照る 大きな和
皇神国の 云為笑む
言霊幸ふ 四十八音を
色漏れし野へ 愉悦せり

解説

朝日影(あさひかげ)は「朝日の光。」、皇(すめら)は「神や天皇に関する物事の上に冠して用いる語。すべら。」、神(み)は「霊的な力をもつものの意。‘山祇(ヤマツミ)’‘海神(ワタツミ)’など他の語と複合して用いられる。」、云為(うんい/うんゐ)は「言ったり、したりすること。言葉と行為。言行。」、笑む(えむ/ゑむ)は「にっこりと笑う。」、幸う(ちわう/ちはふ)は「神が威力によって助ける。守る。」、四十(よそ)は「十の四倍。しじゅう。よそじ。」、八(や)は「はち。名詞の上に付いて複合語を作る。」、音(ね)は「人・鳥・虫などの発する音声を,情緒的にとらえていう。」、野(ぬ)は「上代語、特に東国方言で、野(の)。」、愉悦(ゆえつ)は「心から楽しみよろこぶこと。」の意味です。

余談

この歌は、霊界物語の下記部分を読んで、それをモチーフに書いた歌です。

『霊界物語 第73巻 総説』(「霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~」さん)


雑感

今日は建国記念日ということで書いた歌です。