つまにいは くはしきのえの
  みすひとひ すみのえのきし はくはいにまつ

(端に巌 美しきの枝の 見す一日 住吉の岸 白梅に松)

解説

端(つま)は「はし。へり。」、巌(いわ/いは)は「地殻を構成するかたい物質。岩石。岩体。」「石の大きいもの。盤石。」、美し(くわし/くはし)は「うるわしい。細やかで美しい。」、枝(え)は「えだ。」、見す(みす)は「ごらんになる。」、一日(ひとひ)は「いちにち。」「いちにちじゅう。終日。ひねもす。」、住吉(すみのえ)の岸は「摂津国墨江郡の海岸。」、白梅(はくばい)は「白い梅の花。しらうめ。」の意味です。

余談

この歌は、霊界物語の下記部分を読んで、それをモチーフに書いた歌です。

『霊界物語 第3巻 第5篇 万寿山 第15章 神世の移写』(「霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~」さん)


雑感

ちなみに、この第15章「神世の移写」を読んでいたら「天の三ツ星」の言葉が出て来たので、そのまま「三ツ星→オリオン星座→住吉三神」と連想して、上の歌が出て来た、ということです。

それにしても、住吉の岸に、松と並んで実際に梅が咲いていたのかどうかは不明だが、まあ想像で、ということで……。

 

しかし、住吉大社の縦に並んでいる三つの社は、夜、海上から縦に並んで昇っていくオリオン座の三つ星のこと、と考えられるのか……。うーん、深い!

下記参照。

『住吉神社(3)住吉三神はオリオンの三ツ星』(「ひもろぎ逍遥」さん)