かうちいる たいちみるなか
  すかとこと かすかなるみち いたるいちうか

(高地入る 大智見る中 聖所と 幽かなる道 至る一宇が)

解説

高地(こうち/かうち)は「高度の高い土地。」、入る(いる)は「はいる。」、大智(だいち)は「いちだんとすぐれた知恵。また、それをもつ人。」、一宇(いちう)は「一棟(ひとむね)の家。一軒。」「屋根を同じくすること。」「全く。一切。」の意味です。

余談

この歌は、霊界物語の下記部分を読んで、それをモチーフに書いた歌です。

『霊界物語 第78巻 第1篇 波濤の神光 第3章 グロスの島』(「霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~」さん)


雑感

また物語の内容と、直接関係のなさそうな歌が出て来てしまったが、出て来たものはしょうがないので、このまま出すことにしました。

霊界物語では、高地秀(たかちほ)という言葉が出て来るが、秀(ほ)は「ひいでていること。ぬきでること。外に現れ出ること。」という意味なので、高地秀は、高地のさらに秀でて高い所、という意味なんやろか。

下記ブログでは、今年の五月五日を過ぎて、みんな「神の高山」に向かっているらしいけど、そういうこと?

『邪悪は創造神が創り出した物ではなく、自然に発生した【煤(スス)】で有り。そのススが魂に付着することから【汚れた魂】が出た。で、魂を洗濯する場が必要になった。』(「人に内在する良心神(神言会)」さん)


霊界物語によれば、天国は基本三段階あって、より上の天国の様子を見るには、より上の智慧がないと、その天国の様子は見ることもできない、とあるが、皆が「神の高山」の、より高い所を目指していくことに決まったとするならば、今まで見えてこなかった、より高い天国の様子も、これから解って来るようになるのかもしれない。

下記参照。

『霊界物語 第47巻 第3篇 天国巡覧 第12章 天界行』(「霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~」さん)


『霊界物語 第47巻 第3篇 天国巡覧 第13章 下層天国』(「霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~」さん)


『霊界物語 第47巻 第3篇 天国巡覧 第14章 天開の花』(「霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~」さん)


『霊界物語 第47巻 第3篇 天国巡覧 第15章 公義正道』(「霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~」さん)


『霊界物語 第47巻 第3篇 天国巡覧 第16章 霊丹』(「霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~」さん)


日月神示参照。

『いくさは善にもあり、悪にもあり、右には右の、左には左の、上には上の、下には下の、中には中の、外には外のいくさあるぞ。新しき御代が到来しても いくさはなくならん。いくさも歩みぞ。弥栄ぞ。ぢゃと申して今のような外道のいくさでないぞ。人殺し、生命殺すようないくさは外道。やればやる程はげしくなるぞ。正道のいくさは人を生かすいくさ、やればやるほど進むのぢゃ。今の人民いくさと申せば、人の殺し合ひと早合点するが、それは外道のいくさ。天国へのいくさもあるぞ。幽界へのいくさもあるぞ。人民の云ふ今のいくさ、今の武器は、人殺す外道の道、それではならんのう。外道なくして下されよ。外道はないのであるから、外道 抱き参らせて、正道に引き入れて下されよ。新しき霊界は神人(カミヒト)共でつくり出されるのざ。それは大いなる喜びであるからぞ。神のみ旨であるからぞ。新しき世はあけてゐるぞ。夜明ければヤミはなくなるぞ。新しきカタはこの中からぞ。日本からぞ。日本よくならねば世界はよくならん。外道の武器すてよ。外道の武器生かして、活かして、いのちを生かす弥栄の武器とせよ。かへられるでないか。』(春の巻 第四十二帖)