なかきよの しきなみのみか
たたむかふ つみとかいた く つきのよきかな
(長き夜の 重波の身が 直向かふ 罪科抱く 月の良きかな)
(長き夜の 来着く胎芽と 水深む ただ神の御名 岸の良きかな)
解説
重波(しきなみ)というのは「次から次にしきりに寄せてくる波。」という意味で、直向かふ(ただむかう)というのは「まっすぐに向かう。真向かいになっている。」という意味で、罪科(つみとが)というのは「つみととが。罪悪。罪過。」という意味で、来着く(きつく)というのは「到着する。」という意味で、胎芽というのは「ヒトでは受精後八週間未満の発育中の生体。胎児になる以前をいう。」という意味で、深むというのは「深くなる。深まる。」という意味で、ただ(唯・只)というのは「他の物事は問題とせず,それだけに限定するさま。」という意味です。
余談
この歌は「Evangelion -The Birthday of Rei Ayanami-」の中にあるトラック14「FLY ME TO THE MOON」を聴きながら、それをモチーフに書いた歌です。
※回文歌は、上から読んでも下から読んでも同じ言葉になる歌ですが、この歌は上から読んでも下から読んでも、歌として成り立つように作った歌です。