みなもみる さうまいのいけ
いめのまの めいけいのいま うさるみもなみ
(水面見る 爽昧の池 夢の間の 明鏡の今 失さる身も並み)
解説
爽昧(そうまい)は「夜明け。昧爽。」、夢(いめ)は「ゆめ。」、明鏡(めいけい)は「くもりのない鏡。めいきょう。みょうきょう。」、失さるは「失われる。なくなる。」、並む(なむ)は「並ぶ。連なる。」の意味です。
雑感
この歌は、夜明けの凛とした池の水面が、一点の曇りもない鏡のようで、自分が今ここに居ることすら忘れて、それに見入ってる様を詠っているということのようだ。