セカンドキャリア | フッキーの日日是好日

フッキーの日日是好日

私の感じた毎日を時には熱く、時には個人の主観(あくまで個人的意見)で書きたいことを書こうと思い、ブログをすることにしました。

ずっと好きな仕事をやり続けて、生涯を終える人というのは、恐らくホンの少数じゃないかと思います。

特にプロ野球という厳しい世界に飛び込んだアスリートは、30歳を過ぎるとベテランの枠に入り、40歳までプレイできる選手は、ホンの一握り。多くの選手が道半ばで野球界を後にします。

学生時代は野球しかしてこなかった選手たち、ドラフト会議では脚光を浴びるものの、プロの世界で活躍できずに引退、いきなり社会人として生きていくことは本当に辛いことだと思います。

 

だからこそ、こんなニュースに希望を感じました。

ヤクルト戦力外から上場企業の管理職に。27歳元プロ野球選手を救った言葉

https://bizspa.jp/post-330321/

ヤクルト選手時代の又野知弥さん

////////////////////////////////////////////////

ヤクルト時代の恩師・土橋勝征2軍コーチに言われた言葉

「土橋さんの指導は厳しかったのですが、愛がありました。口数が少ない方でもあるのですが、ある日珍しく『プロは何が何でもポジションを奪いに行く世界だ』と檄を飛ばされたんです。でも、僕は人を蹴落とす気持ちにはなれなくて、それが顔に出ていたんでしょうね。その後、『お前は優しすぎる。人のためになる仕事をしろよ』って、冗談っぽく言われたんです。その言葉がずっと心に残っていました」

 

同期の山田哲人選手に救われる

実りのない商談ばかりで、心は折れる寸前。そんな時、友人から「飯に行こうぜ」と連絡が入った。ヤクルトの同期入団の山田哲人選手からだった。

「哲人とはものすごく仲が良くて、プロを辞めた後も連絡を取っていました。僕が暗い顔をしてご飯を食べていたら、『試合を見に来いよ。俺は野球で頑張っている姿しか見せられないから』と励ましてくれました。その時に『野球と会社員の世界は違うけど、どちらも人を喜ばせる仕事ということは同じだろ』とも言われ、ハッとさせられました」

 

「哲人の励ましもヒントでしたが、そのお客様と契約を進める中で、お客様に喜んでもらうために心から行動すれば、必ず成果がでることに気づきました。不動産は長期のお付き合いになります。契約を取ろうとするのではなく、お客様としっかり関係を築くことが大切だったんです」

 

「この会社に入ったのは、土橋さんの言葉があったから。心が折れなかったのは、哲人の励ましもありましたし、野球でメンタルを鍛えられたおかげでもあります。全部繋がっているんですよね。プロでは大成しませんでしたが、まだ会社員として成功したとも思っていません。プロでクビを切られて良かったのかもしれないし、良くなかったかもしれない。答え合わせはこれからですが、今はお客様と向き合う日々が楽しいんです。管理職になってからできた部下と一緒に結果を出すために、仕事に取り組む。とてもやりがいを感じています」

////////////////////////////////////////////////

こういう記事は、なんか勇気が出ます。

又野知弥さんの今後の人生に幸多からんことを!