今日は傘の日 | フッキーの日日是好日

フッキーの日日是好日

私の感じた毎日を時には熱く、時には個人の主観(あくまで個人的意見)で書きたいことを書こうと思い、ブログをすることにしました。

昔、こんな話を聞いたことがあります。

A「今日は雨が降って、鬱陶しいですな~」

B「確かに鬱陶しいですが、私は雨をキライにはなれないんです」

よく見ると、その部屋には傘がたくさんありました。

そうそこは、傘を作っている家だったようです。

B「私は傘屋に傘を卸しておりまして・・・雨が降らないと商売あがったりなんです」

Aさんは、多くの人が感じるであろうことも、それが決して全てではないと反省したそうです。

 

昔、NHKみんなの歌では

『履物と傘の物語』という歌が流れていたそうです。

 

歌詞の内容を記すと

 

ある田舎町の駅の近くに、二つの店が並んでいました。

履物屋さんと傘屋さんでした。

 

おのおのの店には、おばあちゃんが居て、この二人はとても仲良しでした。

お二人ともご主人に先立たれ、子供たちも自立していたのでしょう。

おばあちゃんたちに残されたのは、おのおののお店だけ。

それでも、お互い一人暮らしの寂しさは、
お隣どうし、行ったり来たりのお付き合いで、
ずいぶん慰められている様子でした。

お年寄りにとって、話し相手がそばにいるのは、
とても心強いことです。

そんなおだやかな日々でしたが、
ある日、履物屋のおばあちゃんが亡くなってしまいます。

微笑みながらの旅立ちだったそうです。

傘屋さんのおばあちゃんも、やがて、後を追うように亡くなりました。

それぞれの家族が、残された家の中の遺品整理などをやっていました。

両方のお店の奥を見て、家族は驚きました。

 

履物屋さんの押し入れからは、傘がいっぱい出てきたのです。

傘屋さんの押し入れからは、履物がいっぱい出てきました。

いったいどういうことでしょう。

 

履物屋さんからは傘がいっぱい、
傘屋さんからは履物がいっぱい。

 

おばあちゃんたちは、お互いの店まで行ったり来たりしながら、
自分たちがお互いにお客さんになっていたのです。

忙しい現代人からしたら、なんてムダなことを。
お金のムダ、時間のムダじゃない。これだから年寄りは……。
…そんな声も聞こえてきそうです。

 

でも、この歌の歌詞の最後はこうです。

 

「履物の数だけ、傘の数だけ、

 しあわせがそこにありました。

 しあわせがそこにありました」

 

初めてこの曲を聴きましたが、ホッコリするいい歌ですよ~。

 

 

 

 

長傘派?折り畳み傘派?ビニール傘派?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

 
私は長傘派です(^^♪