甲子園中止決定・・・

「高校野球だけが特別なんか！」とよく言われます。

地区予選を勝ち上がったチームは、県代表として、憧れの甲子園でプレーします。

ＮＨＫが全面的にテレビ＆ラジオで中継します。

野球部の関係者だけでなく、学校をあげてアルプススタンドに陣取り応援します。

こんな部活動は、他にありません。

だから特別だと私は思っています。

実は高校時代、軟式野球部だった私、たとえ軟式野球部で県代表になっても、甲子園でプレーできるのではなく、甲子園と同じ兵庫県にある明石球場。

注目度は硬式野球とまるで違います。

もちろん、硬式と軟式とでは練習量も全く違っていたので、注目度の違いにほとんど疑問も持っていませんでした。

そんな高校球児たちにとって、春に続いて残酷なお知らせ

戦後初、「夏の甲子園」中止を決定…運営委がオンライン会議

本当にやるせないことであると思います。

高校総体が中止になった際、北京五輪銀メダリストである“末続慎吾さん”が高校生にメッセージを書いておられます（これも、ラジオからの情報ですが）。

以下抜粋

突然、目の前から夢や目標がなくなった時、君は何を思っただろうか？　真剣であればあったほど、絶望や虚無感を覚えただろう。でも、これだけは言える。それは君が本当に真剣だったからだ。絶望を目の前にした今は、本当は君たちにとって一番大切なことを知る時間でもある。

　高校総体は中止でも、それだけで人生は終わらないし、全ての答えになることも絶対にない。今できることを真剣にしていれば、その誠実さを見て、過程を見て、導いてくれる大人は必ずいる。少なくとも僕はそういう大人に何度も救われ、これまで走ってこられた。

　だからこそ、今は真剣さを失うな。そして、あきらめるな。

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この言葉が高校球児に届くかどうかわかりませんし、さらに導いてくれる大人が周囲にいるかどうかもわかりません。

せめて、そういう大人になれるよう私たちも精進していくのが必要なんだろうなぁと感じています。

フッキーの日日是好日