先日の福井旅行の続きです。
修行時代、どこにも行けなかったことは先のブログに記載しましたが、福井県にいる間に行ってみたかったのが、「福井県立歴史博物館」でした。
修行仲間に車で送ってもらい、博物館に到着しました。
「福井県立歴史博物館」
https://www.pref.fukui.lg.jp/muse/Cul-Hist/
とても立派な佇まいです!
しかも、入館料100円(安っ!)
ここで3時間ほど、じっくり展示物を観て、ゆっくり過ごさせてもらいました(^-^;
福井県といえば、福井藩!
志半ばで倒れた橋本佐内が有名です。
橋本佐内が書いた『啓発録』「5訓」wikipediaより
1.去稚心(稚心を去る。) : 目先の遊びなどの楽しいことや怠惰な心や親への甘えは、学問の上達を妨げ、武士としての気概をもてないので、捨て去るべき。
2.振気(気を振う。) : 人に負けまいと思う心、恥を知り悔しいと思う心を常に持ち、たえず緊張を緩めることなく努力する。
3.立志(志を立てる。) : 自分の心の赴くところを定め、一度こうと決めたらその決心を失わないように努力する。
4.勉学(学に勉む。) : すぐれた人物の素行を見倣い、自らも実行する。また、学問では何事も強い意志を保ち努力を続けることが必要だが、自らの才能を鼻にかけたり、富や権力に心を奪われることのないよう、自らも用心し慎むとともに、それを指摘してくれる良い友人を選ぶよう心掛ける。
5.択交友(交友を択ぶ。) : 同郷、学友、同年代の友人は大切にしなければいけないが、友人には「損友」と「益友」があるので、その見極めが大切で、もし益友といえる人がいたら、自分の方から交際を求めて兄弟のように付き合うのがよい。
益友には、次の5つを目安とする。
〇厳格で意思が強く、正しい人であるか。
〇温和で人情に篤く、誠実な人であるか
〇勇気があり、果断な人であるか。
〇才知が冴えわたっているか。
〇細かいことに拘らず、度量が広い人であるか。
なんとこれを15歳の時に書き記したというのですから恐ろしい
今の時代にも生きる訓示・・・自分も少しは見習いたいと感じました