こんにちは
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ＴＯＭＯこと平川智子です
今回は 毎朝の星読みでは書ききれないお話を。
占星術で用いられる１０の天体（惑星）の内
太陽と月以外の星は、全て「逆行」する期間があります。
逆行といえば水星などが有名ですね
そして今 2017年4月11日においては
水星・金星・木星・土星の４つの星が逆行しています。
水星の逆行は
コミュニケーションの行き違いや交通機関のトラブル・乱れなど
比較的わかりやすく、影響を身近に感じやすいですが
先日４月６日から逆行を開始した土星などは
地球からも遠く、その歩みもゆっくりなので
影響もじわりじわり。なかなか分かりにくいと思います。
1年の内、しょっちゅう順行と逆行を繰り返す水星と
一度逆行を始めたら、なかなか順行に戻らない土星
それだけでも影響の出方が違いそうですよね。
では土星の影響って、どんなものなのでしょう？
土星が逆行している期間というのは
私達の「カルマ」を刺激するという形で作用してきます。
根本の部分。
私達の持っている「思いグセ」や
過去の体験からくる思考パターン
その土台がもたらす反応行動
そういったものにじわじわと働きかけ
イヤでもそこを見なければいけないような体験を
させてくるのが逆行中の土星です。
そしてどんな側面でそれが現れるのかは
土星の関わる天体の持つテーマにより
金星ならば 愛情面と金銭面に
水星ならば 仕事面や対人関係に
火星ならば 行動力や自分の中の戦闘モードに と
様々な面での問題が掘り起こされてくるのです。
これは私達がそれぞれ持つ「出生チャート」の中の星に
どう土星が関係しているかで、人それぞれ違いますし
影響の大小もまた違います。
ちなみに今、全ての人に共通している大きなことといえば
逆行中の金星との反発配置。
これは愛情面や金銭面に関する関わり方や思い込みを
土星が私達に問いかけてきている状態です。
（先に書いたように、作用の大小は個人のチャートによります）
といっても、恐れることはないんですよ
もちろん、しんどさを感じることもあるけれど
土星は、そうした私達の「悪しきパターン」を解消するために
そこにわざわざ気づかせてくれているんです。
例えば、小さい頃は何も気にせず
クラスの中で自由にしていられた人が
いつの間にか気が付いたら
大勢の人の中にいるのが苦手になってしまったり
元々は明るくて快活な性格だったのに
ある時点から
思考パターンや行動が変わってしまったり
もう一つ例えれば
同じような場面や人に出くわしたとき
ついいつも腹立ちを覚えてしまったり
そうしたことは
過去の同じような出来事でのイヤーな体験が重なって
無意識で反応してしまうのかもしれません。
（※カルマに関することなので 現世だけとは限りませんよ。）
水星がいたずら好きのやんちゃな妖精なら
土星は 奥深い森にこもって暮らす頑固なお爺さん。
このお爺様は、たとえ人が森に迷い込んでも
そう簡単には食べ物を分けてはくれません。
むしろ 食べ物を戸棚に隠して
目に付くところにさりげなーく
狩猟の銃と、狩の仕方の本を置いておく・・・
という、ちょっと意地悪に見える方法を取るのが土星。
食べ物を分け与えるのは簡単だけど
その場しのぎのそうした善意は
当人がこの先 生きていく智恵を奪ってしまうから
土星はこうして、厳しく優しく
その人の成長を促すような状況を投げかけてくるのです。
ね、いい人でしょ
このお爺さん
なのでじわじわゆっくりではありますが
自分のイタイところを突かれるようなことが起こるかも。
その時、ハッと土星のことを思い出したら
カルマ解消のチャンスが来た！と思って
ありがたく受け止めていきましょうね
ではでは
また明朝の星便りにてお会いいたしましょう
ＴＯＭＯ
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