あらゆる正確な筋道を通して、今宵ブログ971号は鷹を愛して15年目で打の職人芸を続ける36歳の男が、5-5で迎えた9回に代打で振り抜いた打球は、勝ち越しの左犠飛を放ち、鷹軍団の4連勝に貢献し、まさに、遥か思いで決めた、渾身打というお話です。

今日、パーソルパシフィック・リーグ2021の埼玉西武ライオンズ対福岡ソフトバンクホークスの11回戦が、埼玉県所沢市上山口のメットライフドームに於いて、昨日のホークスは先発・武田翔太が9回7奪三振2失点の素晴らしい投球が光り、3年ぶりとなる完投勝利で今季3勝目を挙げ、打線は10安打8得点を叩き出し、8-2でホークスが3連勝と、しました。果たして今日は、意地も高鳴る剛腕で、度胸でアーチを叩き込む野手陣と、情熱を抱く肩と腕で、火の玉の速球が唸る投手陣で、ライオンズが連敗を脱出なるのか、それとも闘魂一閃な鉄腕で、焔の一撃で炸裂する野手陣と、風が渦巻く肩と腕で、虹の尾を引く魔球が冴える投手陣で、ホークスが4連勝となるのか、それでは、戦況です。

1回裏、ライオンズは1死二塁から森友哉捕手が投ゴロの間に二塁走者の源田壮亮遊撃手が生還で先制し、西1-0ソに、なりました。

2回表、ホークスは2死一三塁として松田宣浩三塁手が相手三塁手のファンブルで三塁走者が生還し、西1-1ソと、同点に追いつきました。

4回表、ホークスは2死一塁として甲斐拓也捕手が左翼線を破る勝ち越しの適時二塁打を打ち、西1-2ソと、しました。

4回裏、ライオンズは先頭の中村剛也三塁手が中越えに今季3号となる同点のソロ本塁打を放ち、西2-2ソに、なりました。

5回表、ホークスは2死二塁として栗原陵矢左翼手が叩きつける内野安打の間に二塁手が悪送球し、西2-3ソで、勝ち越すと、さらに2死一二塁として中村晃一塁手が右中間を破る走者一掃の2点適時三塁打を打ち、西2-5ソと、リードを広げました。

6回裏、ライオンズは2死一二塁から若林楽人中堅手が左前適時打を打ち、西3-5ソに、なりました。

7回裏、ライオンズは2死満塁で愛斗右翼手が同点の左前2点適時打を打ち、西5-5ソに、なりました。

9回表、ホークスは1死三塁として代打・長谷川勇也外野手が勝ち越しの左犠飛を放ち、西5-6ソ、勝負を決めました。

投げては、5番手・岩嵜翔が今季2勝目を挙げると、9回からは守護神のリバン・モイネロが締めて、5セーブ目をマークし、6-5でホークスが薄氷の4連勝としました。

さ~て、今日のヒーローは、5回に走者一掃の2点適時三塁打を打った、中村晃一塁手がインタビューに応じました。