「医療保険・がん保険は入った方がいいですか」
よく聞かれる質問です。
日本人は本当に保険が好きだと言われています。
特に40代50代の世代は、加入している人が多いように感じます。
ただ、20代30代というと、全く保険に入っていないという方も少なくありません。
日本は、社会保障が手厚いため、掛け捨ての医療保険・がん保険に入って全く給付を受けずにいたら・・・・と考えると、
預金や投資に回した方がいい
となりますし、「やっぱりもしもの時には保険で備えた方が安心だ。」と思えば、その保険料分は「安心料」として考え、月々の固定支出で支払っていく。
加入時の年齢が若ければ若いほど保険料は安く、年を取ればとる程高くなっていきますので、加入するなら『若くて健康なうちに』ということになります
高額療養費制度
というのをご存じでしょうか
70歳未満は病院での窓口負担は3割ですが、所得に応じた限度額の超過分は後日払い戻しが受けられるようになっています。
医療費の自己負担額は青天井ではなく、一定の限度額が設けられているというわけです
高額療養費制度があるおかげで、食事代の自己負担(1食あたり460円)や雑費を含めても、入院にかかるお金は10万円前後が目安となります
年金生活に入り、収入が減ると、限度額が月57,600円(70歳未満)に下がるケースが多く、入院することになったとしても、この程度の金額なら、医療保険に頼らずに貯蓄で「つもり医療費貯金」として毎月若いうちからいくらかを積み立てておけば、賄えるのではないでしょうか
また、がんの治療も、最近はほとんどが外来で行われているのが現状です。(外来での治療費も高額療養費の対象となります。)
抗がん剤治療などは、長期にわたるケースが多く、限度額は4回目から下がりますので、その点についても知っておかれると安心ですね
民間の医療保険では、長期にわたる通院費用は中々カバーできず、その場合は保険では賄えない為、家計から支出することとなります
このように、「医療保険・がん保険に入った方がいいかどうか」については、いつどうなるか分からない中で、現状データを参考にしつつ、今ある社会保障を加味して検討されることをお勧めします
『お金』として考えた時、掛け捨てでも保険でお願いしたほうがいいのか?何にでも使える「貯金」で賄うのか
悩んでいたらお気軽にご相談下さいね。
以前行ったバラ園で食したフルーツピザ。
上品で大変美味しかったです
また行きたいなぁ
今日も最後までお読み頂きありがとうございました。