現在であれば、ベッドを使って寝ているという
人は多くて、むしろ、布団を敷いて寝ているという人の
ほうが少ないかもしれません。
昔は、どこに行っても、かならず寝る前は布団を敷いて、
起きると、その布団をしまうということを
していましたが、現代では、そういう事もしないで、
ベッドに布団を乗せたままになっています。
なので、いちいち、布団を上げたり、下げたりする
必要もなくなって、非常に楽になったとはいえるのですが、
しかし、ベッドが置けるようになったということは、それだけ
生活を送っている家が大きく変化したということで、
随分と、日本の家も変わっていったということがわかります。
昔の家では、一つの部屋がいくつもの用途に使われていて、
非常に流動的なものであったのですが、
こうしたものから、より一つ一つに
部屋が明確な意図をもったものになって、
家が大きくなったということが見てとれます。
やはり、昔ながらの日本の多くの家屋では、
ベッドを置いたりすることは、
到底できなかったのだと思いますが、
一つの部屋が何重にも渡って
使われるということで、
狭さを利用した日本式の使い方と言うのは、
随分と、日本独自のものであり、
世界からみると変わったものであったようです。