水中の墜落戦闘機 | スピリチュアルな日々

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チュークという太平洋の環礁をご存じの方は少ないでしょう。

昔はトラック諸島という名で呼ばれていました。

第二次大戦中は、日本海軍の艦隊を収容できる規模の環礁で、南方の海軍司令部でした。

1944年2月にアメリカ海軍の猛攻撃で壊滅状態に陥り、司令部機能を失いました。

 

googleより

 

20年以上前にダイビングで潜り、多数の沈船を巡りました。

爆撃や雷撃で沈没した船は凄まじい迫力です。

 

環礁の中に周囲が崩れないよう石垣が組まれ、日本人らしい施工と感心する小さな島があります。

飛行場専用の島で、浅瀬に零式戦闘機が仰向けに沈んでいるところにダイビングしたのでした。

 

googlemapで探すと、なんとまだあった。

水中なのに確認できるのであります。

 

 

水中の十字の黒い影がそれで、零式艦上戦闘機52型と確認しました。

脚は出っぱなしで、胴体後部は折れ曲がり、プロペラの先が多少曲がっている程度なのでエンジンは止まって空回り状態だったことが察せられました。

この型式が南方に配備されたのが1944年の終わり頃からです。

離陸直後にエンジンが止まったか、エンジンが止まり滑空状態で滑走路まで到着しなかったのかは不明です。

 

それにしても20年以上経ってこんな形で確認できるとは思いませんでした。

ちょっとした感動です。