スポーツxヒューマンでフェンシング・エペの加納選手を放映していました。
最近はマイナースポーツ・フェンシングの選手もメディアにとり上げてくれるのでうれしい。
加納選手は飛び込んでいく戦法が得意で、チャンピオンになる腕前です。
しかし、戦法を皆が知るところとなり飛び込んでくるのを誘って待っているのでした。
当然負けるのです。
ウクライナのコーチが戦法の変更を進言し練習し始めます。
多くのエペ専攻の選手は、相手を煽り、誘って攻撃をさせて、その隙をついてポイントをあげることを戦法にしています。
ガンガン飛び込んでくる戦法は意表を突いた戦法なので戸惑ってしまうのですが、最初からそうと知れば間合いを開けておけば飛び込まれても逆襲できるのです。
rockwellは飛び込んでいく戦法が得意なのであります。
加納選手にシンクロしてしまう。
加納選手は練習の結果、国際試合で上位まですすむことができるのですが、最後は逆に飛びこまれてしまった。
なんとも皮肉な結果です。
オリンピック級のレッスンなど見て(剣が見えないほど速い)、あらためて次の練習会までに何か物にしようと意欲をかきたてられるのでした。