あるところに学歴の高く、社会的に認められたお父さんが居ました。
中学受験を目標に小学生の娘に徹底して勉強を教えます。
それは苛烈で、頭にシャープペンを投げつけるのでした。
娘のためと言いながら、実は自分が親から受けた仕打ちの仕返しを娘にしていることには気づきません。
娘は父親を憎みます。
父親の髪の毛を集めて娘は呪いを掛けました。
するとどうでしょう、たちまち父親は風邪をひいてしまったのです。
小学生の娘は怖くなり、呪いをやめました。
そして大人しく中学受験に臨んだのでした。
やたらに呪いをかけるのはやめましょうね。