「だから言ったじゃないの。」
ホセ君が声を大にして言っている相手は、スペインのアトーチャ君。
大谷選手がベースボールを知らないヨーロッパでニュースになったのであります。
7億ドルという巨額の契約金は、サッカーのトップ選手らをはるかに凌ぐものでニュースになったのですが、それを「後払いでよい」と払い手の支払い能力が不能になればパーになってしまうリスクをものともしない、欧米人からすれば正気とも思えない態度も驚きをもって受け取られました。
「ホセが凄いと言っていたオオタニが、どんな人かわかったよ。」
フランスのルネ君も同じような反応です。
これまでもヨーロッパでベースボールは試合を行ってきましたが、やはりサッカーにはかないませんでした。
サッカーより莫大な利益をもたらすと分かれば切り替わるのは案外早い。
ベースボールを目指す人間が増えてくれば、ベースボールビジネスに新たな展開が起きる。
MLBが一番利益を得ますが、日本だって野球を売れる。
アジアなど体格的に日本のノウハウが適当ですし、日本でアジアリーグを開催すれば世界展開も可能です。
そのためにはWBCでアメリカに勝ち続ける必要があります。
おそらく大谷君の計画ノートには、こんなことも記載されているのではなかろうか。
rockwellの妄想ですが、大谷君はもっと大きなことを考えているのかもしれません。
お金の価値観に打撃を与えたばかりです。
もうこんなシーンはないのですが…。