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医療における循環器は首から上は範疇ではありません。

循環器を調べるためエックス線で全身を網羅できる装置がすごかった。

交差するような2つのサークルの中にベッドを入れて、サークルの下面にエックス線送受信装置のボックスがキュルキュルと走り、サークルの動きと連動して全身を調べます。

まるで未来や過去にでも連れていかれるようです。

カテーテルを麻酔の効いている左手首から入れ脇の下や心臓でごそごそしているのが分かります。

造影剤の挿入も解ります。

 

rockwellの症状にデータが伴わないことで、精神的な痛みではないかと医師たちは疑っていた節がありました。よくあることです。

主治医は「症例は多くないが、血管のけいれん」の可能性も視野に入れていました。

薬を使って誘発剤を挿入すると、痛みが走りました。

「わかった!」医師の声が響きました。

このまま血管を収縮させておくと大変なことになるので、ニトロで拡張させます。

rockwellニトロは初めてです、挿入された途端心臓から広がってゆく衝撃。

喉から鼻に到達。

身体はのけぞり、目は見開いたまま、激烈な経験でした。

どうやら色々試しているようで6~7回ニトロがきました。

初弾の衝撃はないものの、なかなかのものです。

 

プラークによる血管の詰まりもあるので、熱センサーと流量センサーの付いた金属カテーテルを挿入して程度を計測。

プラークには石灰性、油性、繊維姓などあるようです。

プラークの上流と下流の血液流量が20%以上減少するとステントなどの処置となりますが、rockwellは15%減で今回は見送りでした。

 

あとで医師からニトロは人によって感じ方は違うと伺いました。

「スースーしましたか?」

「確かにスースーはしましたが…激烈でした。」

「めったに聞かない表現ですね、例えていうと何でしょう?」

「体内爆発。」

 

もしかするとケイレンは細かい血管までいっていたのかもしれませんと感想を漏らしていました。

 

ホセ君ですが、rockwellが注射や検査されるのを喜んで見学、話を聴けば「おばちゃんが逆さになってた。」とか「血が出てたよ。」とか外科手術にも行っていたようで、大きな病院を縦横に見て回り、レストランで食事をして大いに楽しんで家に帰らず過ごしていたそうです。

大アミューズメントですよ。