このところウクライナ戦争はロシアの攻勢が続き、ウクライナは退却して被害を抑え、ロシアの大攻勢に備えているようすです。
西側から戦車の供与が話題になっています。
戦車は詳しくないのでありますが、装甲は鋼鉄だけではなく、熱に強いセラミックなど挟んでいるくらいは存じています。
アメリカ軍のⅯ1エイブラムスは加えて劣化ウランが装甲されていると、今回の騒ぎで知りました。
ウランの核分裂反応を用いて膨大なエネルギーを兵器に使います。
核分裂を起こしやすいのはウランの中でも陽子と中性子の数が235個のもので、ウランを遠心分離器にかけて0.72%だけ抽出できるのであります。
残りの99.28%は陽子と中性子の数が328個の安定したもので、劣化ウランと呼ばれています。
安定とはいえもう一つ中性子をぶつければ不安定になります。
熱に強いので装甲に使用しているのでしょうが‥‥。
ウクライナに供与するには劣化ウランの装甲を違うものに変更する必要があるので時間がかかるらしい。
そういえば先日高浜原発の中性子が急減して停止したようですが、何があったのでしょうね。
90式戦車。西側の戦車は大きな砲塔の中に砲弾を格納して装甲しています
ロシアの戦車は車体後部に格納しています、だから砲塔が小さい。上から砲弾が落ちてくるとエンジンなどあるので装甲が薄く貫いてしまい、格納してある砲弾の誘爆を招いてしまいます。そのとき小さな砲塔を高々と吹き飛ばすのであります。
それを西側戦車兵は「びっくり箱」と呼ぶそうです。