名曲百選第七章(46)出逢ってしまった運命のいたずら、リフレインが悲し気に叫んでる・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

この1週間は、コロナと戦った1週間でした。

まさか自分がコロナに感染するとは思ってもいなかったです。

熱は 39℃を超え、焼けるような激しい喉の痛み、

コロナの怖さを知りました。

ライブは楽しいですが、こういうリスクもあるわけですね。

 

まだ完治はしていませんが、ブログの方は休まないで更新してゆきたいと思います。

 

コロナ発症前に撮った写真です。

 

久しぶりにエナガさんに会いました。

 

 

ジャンプした瞬間です。

 

 

ソバの花にモンシロチョウ。

 

 

雨上がりの日々草の花にアキアカネ。

 

 

日々草の白い花の上に残っていた雨の雫。

 

 

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今回は、この曲を選んでみました。

 

リフレインが叫んでる/松任谷由実

 

1988年の秋にリリーされた傑作アルバム『Delight Slight Light KISS』に収録されていた曲です。

この曲はシングル化されているとばかり思っていたのですが、シングル化されてなかったのですね。

この曲の人気、知名度からすれば 信じられません。

シングル化されてたら 爆発的なヒットとなっていたでしょう。

 

いきなり印象的なサビから始まり運命を感じさせる 

ドラマチックな曲です。

 

どうして どうして僕たちは

出逢ってしまったのだろう

 

最後の春に見た夕陽は

うろこ雲照らしながら

ボンネットに消えてった

 

出逢ってしまった運命・・・そして別れ。

愛が深ければ深いほど、別れが辛く後を引きます。

そんな別れの辛さを引きずりながら、出逢ってしまった運命のいたずらを感じているわけですね。

 

うろこ雲の季節は秋、つまり秋に春に別れてしまった恋人への切ない思いを綴った歌詞です。

 

すりきれたカセットを久しぶりにかけてみる

昔気づかなかった

リフレインが悲しげに叫んでる

 

どうして どうしてできるだけ

やさしくしなかったのだろう

二度と会えなくなるなら

人は忘れられぬ景色を

いくどかさまよううちに

後悔しなくなれるの

 

凄い歌詞ですよね。

タイトルにもなっている、リフレインが叫んでる というフレーズは、ここで一度出てくるだけですが、

作詞家としての才能の高さを感じます。

 

昔 カセットで 二人でよく聴いた曲のリフレイン。

そして 別れてしまった恋人への忘れられない想いや後悔が何度も心の中で去来し、リフレインになってる。

つまり、リフレインという言葉に、昔 二人で聴いた曲のリフレインと 今 心の中で繰り返されてる感情のリフレインが 掛けてあるわけですね。

 

このレベルの歌詞を書けるソングライターは、果たして日本に何人いるのでしょうか。

彼女は やはり天才ですね。

 

歌詞、メロディー共に優れた名曲だと思います。

 

 

リフレインが叫んでる

作詞 松任谷由実
作曲 松任谷由実

どうして どうして僕たちは
出逢ってしまったのだろう
こわれるほど抱きしめた
最後の春に見た夕陽は
うろこ雲照らしながら
ボンネットに消えてった

ひき返してみるわ ひとつ前のカーブまで
いつか海に降りた
あの駐車場にあなたがいたようで
どうして どうして私達
離れてしまったのだろう
あんなに愛してたのに
岬の灯冴えはじめる
同じ場所に立つけれど
潮風 肩を抱くだけ

すりきれたカセットを久しぶりにかけてみる
昔気づかなかった
リフレインが悲しげに叫んでる
どうして どうしてできるだけ
やさしくしなかったのだろう
二度と会えなくなるなら
人は忘れられぬ景色を
いくどかさまよううちに
後悔しなくなれるの

夕映えをあきらめて
走る時刻

どうして どうして僕たちは
出逢ってしまったのだろう
こわれるほど抱きしめた
どうして どうして私達
離れてしまったのだろう
あんなに愛してたのに

どうして どうしてできるだけ
やさしくしなかったのだろう
二度と会えなくなるなら
どうして どうして僕たちは
出逢ってしまったのだろう
こわれるほど抱きしめた

 

今回は、松任谷由実さんの『リフレインが叫んでる』

を お届けいたしました。

 

歌い出しから聴く人を惹き付ける名曲ですね。

 

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