今年も１２月に入りましたね。
一年は あっという間です。
今月も宜しくお願い致します。
私の所は紅葉は終わってしまいましたので、
写真の方は例年のように鳥でも撮ろうかと思っています。
シラサギ（ダイサギ）です。
そっと裏側に廻ってみました。
近づいても逃げません。
仲良しのマガモが 二羽。
オス同士、男の友情というやつでしょうか。
残り柿を食べてるヒヨドリ。
ジョビコちゃんです。
正式名は ジョウビタキのメス。
メスは ジョビコちゃん、オスは ジョビオくんという
愛称で呼ばれてる人気のある野鳥です。
遥か遠くの地から海を渡り、また私の所まで越冬に来てくれました。
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１２月は、ジョン・レノンの命日があるので、
毎年 一週目は ジョン・レノンか ビートルズの曲を
載せています。
今回は、この曲を久しぶりに載せたいと思います。
イマジン／ジョン・レノン
１９７１年の ある日の早朝、ジョンのアスコット邸宅の寝室に置いてある白いグランド・ピアノを奏でながら この曲が生まれたそうです。
早朝に作られたからなのか 静謐で神聖な感じもするような曲ですね。
歌詞は 争いや差別のない平和で平等な世界を願うような思いが込められています。
想像してごらん 天国のない世界を
やってごらん 簡単なことさ
僕らの足元に地獄はなく
上にあるのは青空だけ
想像してごらん 今日という日のために
生きているみんなを
想像してごらん 国境のない世界を
難しいことじゃないさ
殺すことも死ぬ理由もない
宗教も存在しない
想像してごらん 平和の中で生きているみんなを
君は言うかもしれない
僕を夢想家だと でもそれは僕だけじゃない
いつか、君も仲間になってくれるといいな
そして世界は一つになって生きていくんだ
歌詞の「想像してごらん・・・」と話しかけるようなフレーズは、オノ・ヨーコさんが、１９６４年に出版した『グレープフルーツ』の中の「空を金魚が泳いでいるのを想像してごらん」の影響から生まれたものです。
この曲は、以前 アメリカのローリングストーン誌が
選び発表した「史上最高の名曲５００曲」の中で
３位に選出されていました。
オノ・ヨーコさんは、この曲について「イマジンは、単純に ジョンの信念で、それは僕たちは皆ひとつの国で、ひとつの世界で、ひとつの人々として生きているんだ。ジョンは そんな自分の考えを形にしてみたかったのよ。」と話されていました。
フィル・スペクターによる控え目なストリングスとエコーも とても良くて、ジョンの歌声と歌詞を際立たせています。
世界中でジョンと言えば、この曲を思い出される人が多いのではないでしょうか。
永遠の名曲です。
そして、もう一曲。
『イマジン』 の歌詞の一部が引用されてる日本の曲を載せたいと思います。
こちらも素晴らしい曲です。
いつもと違う場所で／THE BOOM
昔、この動画のテレビの歌番組を初めて見た時、素晴らしさに衝撃を受けました。
宮沢和史さんて、時々、凄い曲を作られる方ですね。
このテレビ番組の時は、ヒートウェイヴの山口洋さんが ギターとコーラスで参加されていました。
偉人たちの残した言葉を列記し、それに対する思いを語り、そして それらが人と人の結びつきから、さらに愛へと繋がっていく素晴らしい歌詞が展開されていく、なかなかカッコイイ曲だと思います。
君が僕と結ばれてるように 君は誰かと結ばれてる
廻り廻ってその誰かと結ばれ僕は生かされてる
まさにその通りで、人は人と結び付き、繋がりがあるからこそ 生きていけるわけで、「生きてる」 ではなく、「生かされている」 という感覚がいいですね。
そして、この曲で何度か繰り返される、この曲のテーマであると思われるこのフレーズ。
ガラスより壊れやすいものがあるとすれば
それは愛だ
鋼よりも打たれ強いものがあるとすれば
それも愛だ
憎しみよりも強い感情があるとしたら
それは愛だ
裏切りよりも醜い行為があるとしたら
それも愛だ それが愛だ
このフレーズも全くその通りだと思います。
何よりも美しいのは愛ですし、何よりも醜いのも愛です。
何よりも強いのも愛ですし、何よりも儚く壊れやすいのも愛です。
両面性をもっている愛ですが、その愛が人と人を結び付け、人を動かします。
この曲は、手塚治虫の漫画やジョン・レノンの曲のように、人間にとって一番大切な感情である愛を歌った名曲であり、手塚やジョンをはじめとする偉人たちの言葉や教えに耳を傾け、いつもと違う視点で周りを見渡せば、新たな視界が開けてくるという曲だと思います。
イマジン
想像してごらん 天国のない世界を
やってごらん 簡単なことさ
僕らの足元に地獄はなく
上にあるのは青空だけ
想像してごらん 今日という日のために生きているみんなを
想像してごらん 国境のない世界を
難しいことじゃないさ
殺すことも死ぬ理由もない
宗教も存在しない
想像してごらん 平和の中で生きているみんなを
君は言うかもしれない
僕を夢想家だと でもそれは僕だけじゃない
いつか、君も仲間になってくれるといいな
そして世界は一つになって生きていくんだ
想像してごらん 何も所有していない世界を
やってごらん 君にもできるかもしれない
欲望も飢えも必要なく
人はみんな兄弟なんだ
想像してごらん 世界を分かち合っているみんなを
君は言うかもしれない
僕を夢想家だと でもそれは僕だけじゃない
いつか、君も仲間になってくれるといいな
そして世界は一つになって生きていくんだ
いつもと違う場所で
作詞 宮沢和史
作曲 宮沢和史
ガラスより壊れやすいものがあるとすれば それは愛だ
鋼よりも打たれ強いものがあるとすれば それも愛だ
「ホメラレモセズ クニモサレヌモノ」になりたいと
賢治は言った
ボクは誉められるために人を蹴落として生きてた
たどり着いたのは銀河系の果て
誉めてくれる人なんてそこには誰一人いなかった
ブッダはこう言った 「生物の価値に優劣はない」と
「自分の力だけで生きてると思いあがるな」と
「自由」と「孤独」は違う言葉 だけど
そこに立ってる気分は一緒なのかもしれない
憎しみよりも強い感情があるとしたら それは愛だ
裏切りよりも醜い行為があるとしたら それも愛だ
もしあと1年の命だと言われたら がむしゃらに生きるだろう?
そんな気持ちで生きてみるべきだと手塚は言う
無駄な日なんて1日も無い よぉ ボウズ!
お前にはやり残した事が山ほどあるだろう?
ジョンは言った「夢想しろ」と 国家も宗教も無いんだと
そうすれば殺し合う名目は消えてしまうと
そんなの子供だましだって? 人はみな
大人になろうと懸命に努力してる子供だろ?
いつもと違う場所で 心で
いつもと違う君に 会える
君が僕と結ばれてるように 君は誰かと結ばれてる
躓り蹴ってその誰かと結ばれ僕は生かされてる
ミツバチが仲間を呼んでる そんな昼下がりの並本道で
僕のこの小さな命がほんの少しだけ
地球をまわしていることに気づき
きのうまでとは違う気持ちで 君の家へと急いだ
いつもと違う場所で 心で
いつもと違う君に 会える
ガラスより壊れやすいものがあるとすれば それは愛だ
鋼よりも打たれ強いものがあるとすれば それも愛だ
憎しみよりも強い感情があるとしたら それは愛だ
裏切りよりも醜い行為があるとしたら それも愛だ
今回は、ジョン・レノンの『イマジン』と、
THE BOOMの『いつもと違う場所で』を
お届けいたしました。
どちらも 心の中から発する思いや信念が感じられる
素晴らしい曲だと思います。