名曲百選第五章(15)三月は別れの季節・・・春という季節の光と影 | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

三月も中旬、こちらもようやく春らしくなり、梅の花の蕾も少しずつ膨らんできました。

 

先日 散歩中に撮った写真です。

 

「春は眠いのよねぇ~」 と 白鳥のお母さん。

色っぽい姿に 後ろで見惚れてる カモ君。

 

 

河原で見つけた綺麗な ネコヤナギ。

 

 

こちらは 黄色。

自然て綺麗ですよね。

 

 

星の瞳。

英名は キャッツ・アイ と言うのだそうです。

 

 

公園の小さな滝。

 

 

 

前回に引き続き卒業シーズンという事で、今回は この曲を選んでみました。

 

春なのに/中島みゆき

 

イントロのアコーディオンが 別れの寂しさや切なさを哀し気に演出していますね。

アレンジは 瀬尾一三さん。

 

春の温かい日差しのような優しく柔らかい歌い出し、そして サビの「お別れですか」と語りかけるように感情を込め歌う素晴らしい歌唱。

中島みゆきさんは、こういうしっとりとした歌から

メッセージを込めた力強い歌まで、見事に声色を使い分けしますよね。

作詞 作曲だけではなく、シンガーとしても優れた方です。

 

皆さんご存知だと思いますが、柏原芳恵さんに提供し ヒットした曲。

可愛らしい柏原さんのバージョンも良かったですが、みゆきさんの感情を込め情感豊かに歌うこのセルフカバーは、味わい深く酷があり ボーカリストとしての格の違いを感じさせます。

 

卒業しても 白い喫茶店

今までどおりに会えますねと

君の話はなんだったのと

きかれるまでは 言う気でした

 

卒業しても今まで通りに会ってもらえると思い、彼にそれを聞こうとしたら、聞く前に彼の方から別れの言葉が出てしまったわけですね。

ドラマを感じます。

 

良い歌は 聴く人にドラマを感じさせ、そのドラマから一つの運命をも感じさせます。

 

花が咲き、鳥が謳い、蝶が舞う、楽しいはずの春なのに・・・

どうして別れなくてはならないのか?

春という季節の光と影を卒業を通して描いた名曲です。

 

 

春なのに

 

卒業だけが理由でしょうか

会えなくなるねと 右手を出して

さみしくなるよ それだけですか

むこうで友だち 呼んでますね

流れる季節たちを

微笑みで送りたいけれど

 

春なのに お別れですか

春なのに 涙がこぼれます

春なのに 春なのに

ため息 またひとつ

 

卒業しても 白い喫茶店

今までどおりに会えますねと

君の話はなんだったのと

きかれるまでは 言う気でした

記念にください ボタンをひとつ

青い空に捨てます

 

春なのに お別れですか

春なのに 涙がこぼれます

春なのに 春なのに

ため息 またひとつ

 

記念にください ボタンをひとつ

青い空に捨てます

 

春なのに お別れですか

春なのに 涙がこぼれます

春なのに 春なのに

ため息 またひとつ

 

今回は 中島みゆきさんの 『春なのに』 を お届けいたしました。

最後にヒットした 柏原芳恵さんのバージョンを 載せたいと思います。

 

 

今の天皇陛下が 若かった皇太子殿下の頃、柏原芳恵さんのファンだと公言されてましたね。

 

 

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