名曲百選第四章(86)戦争や貧困や差別のない 本当の愛の世代・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

夏の花と言えば、やはり ひまわり ですね。

太陽に向かって咲く ひまわり が好きです。

 

 

8月のこの時期になると、広島や長崎で平和を願う式典があったり、終戦記念日があったり、戦争の事を思い出します。

 

私の父は大正生まれで、第二次世界大戦の時は二等兵で中国に行ったそうです。

あまり思い出したくないのか、ほとんど戦争の事は話してくれませんでした。

 

有名な話ですが、浜田省吾さんのお父様は警察官をしておられ、広島に原爆が落とされた時、救援隊のリーダーに指名され 被爆地に救援に行き 二次被爆されました。

そんな経緯から 浜田省吾さんは 核や戦争をテーマにしたような曲を作られています。

 

今回の曲も そのひとつです。

 

愛の世代の前に/浜田省吾

 

この曲に関しては、私が いい加減な事を書くよりも

この曲が出来て間もない頃、浜田さんご自身が この曲についてラジオで語っておられました。

宜しければ 聴いてみてください。

 

1981年のラジオ音源から、『愛の世代の前に』 について語る

 

この曲は何と 宝塚歌劇団でも歌われた事がありました。

 

愛の世代の前に/天海祐希&宝塚歌劇団

 

天海祐希さん、なかなかの男前ですね。

 

シリアスなメッセージを内包してる曲なのですが、

エンターテイメントの極地とも言える宝塚で歌われても、まったく違和感がないですね。

この辺が 浜田省吾さんの楽曲のポピュラリティの高さを証明してると思います。

シリアスなメッセージを歌詞に込めながらも、ひとつの楽曲として優れた大衆性も合わせ持っている。

浜田さんの特色であり優れた才能だと思います。

 

愛の世代の前に

愛の世代の前の暴風雨の中
すりかえられた脆い希望(ゆめ)など
崩れ落ちてく

ルーレットは回り続けてる
テーブルに積まれた切り札の陰で
誰も皆 勝つことだけを信じて
賭けを続ける


愛の世代の前の一瞬の閃光(ひかり)に
すりかえられた脆い計画(ゆめ)など
崩れ落ちてく


憎しみは憎しみで
怒りは怒りで
裁かれることに何故 気づかないのか


ミラー・ボールは回り続けてる
幾つもの孤独な腕に抱かれ
俺もまた慰安の中で
むなしく踊り続ける

愛の世代の前の暴風雨の中
すりかえられた脆い幻想(ゆめ)など
崩れ落ちてく


愛の世代の前の一瞬の閃光に
すりかえられた脆い夢など
崩れ落ちる
愛の世代の前に

 

今回は、浜田省吾さんの 『愛の世代の前に』 を

お届けいたしました。

ポップでカッコイイ、ロックチューンですね。

秋からのライブで歌われるのが楽しみです。

 

浜田さんが語っておられた、戦争や貧困や差別のない 本当の愛の世代。

そんな時代が いつか来る事を心から願います。

 

 

太陽に向かって咲く ひまわり が好きです。

ひまわりの花は、希望を感じさせてくれます。

 

 

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