名曲百選第四章(66)”さよなら” は、再び逢うための遠い約束・・・ | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

 

ピグとライフが終わってしまうという ちょっと残念なニュースが流れましたね。

 

下の画像は私のピグの部屋で、上の方のお顔は 浜田さんとレノンさんです。

今は ”きたよ” 周りをするぐらいですが、毎日 30人ぐらいの方が 来てくださっています。

 

こちらは 私のライフのお庭、毎日 60人ぐらいの方が 手伝いに来てくださってます。

 

毎日 多くの方が来てくださっているので、ピグもライフも なくなってしまうのかと思うと 一抹の寂しさは否めません。

 

 

何でもそうですが、そこに必ずあると思っていたもの、あるいは居ると思っていた人が、なくなってしまったり、居なくなってしまったりするのは 喪失感を感じますね。

思いが強ければ強いほど、あるいは愛していれば 愛してるほど、その喪失感は大きくなります。

 

3月は別れの季節でもありますので、今回はこの曲を選んでみました。

 

夢の途中/来生たかお

 

セーラー服と機関銃/薬師丸ひろ子

 

この曲は、本来は来生さんのバージョンが 映画 『セーラー服と機関銃』 の主題歌として使われるはずだったのですが、相米慎二監督の意向で、急遽 主演の薬師丸ひろ子さんが歌う事になったそうです。

1981年の11月に どちらのバージョンもシングルでリリースされ大ヒットしました。

ザ・ベストテンなどの歌番組でもよく見ましたね。

 

薬師丸さんのバージョンを久しぶりに聴きましたが、来生さんのと比べるとテンポが少し早く、ビートも効いていて ドライブ感に溢れ いいですね。

 

来生さんのは、もはや来生節と言ってもいいような適度に力を抜いた独特の大人のソフトな雰囲気が素敵な歌声です。

 

この曲は、何と言っても歌い出しのフレーズが秀逸で、日本の歌謡史に残る名フレーズの一つではないかと思います。

 

さよならは 別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束

 

もう会えないかもしれないと思いながらも前向きに別れようとする意志が感じられます。

 

この曲の歌詞は、来生さんのバージョンと薬師丸さんのバージョンが 一番だけ若干違うのですが、その僅かな違いが面白いです。

 

さよならは 別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束
現在(いま)を嘆いても
(夢のいた場所に) 
胸を 痛めても
(未練残しても)
ほんの夢の途中(心寒いだけさ)

 

来生さんのは、別れをとても悲しんでいて、この別れも夢の途中なのだと自分を慰めようとしています。

それに対し、薬師丸さんの方は、この恋そのものが夢だったのだと心の中で位置づけ、未練を残すまいとしています。

僅かな違いですが、薬師丸さんの方が クールな感じがしますね。

 

夢の途中(セーラー服と機関銃)

さよならは 別れの言葉じゃなくて
再び逢うまでの遠い約束
現在(いま)を嘆いても
(夢のいた場所に) 
胸を 痛めても
(未練残しても)
ほんの夢の途中(心寒いだけさ)

このまま 何時間でも 抱いていたいけど
ただこのまま 冷たい頬を 暖めたいけど

都会は 秒刻みの あわただしさ
恋も コンクリートの 籠の中
君がめぐり逢う
愛に 疲れたら
きっともどっておいで


愛した男たちを 想い出に替えて
いつの日にか 僕のことを 想い出すがいい
ただ心の 片隅にでも 小さくメモして

スーツケース いっぱいにつめこんだ
希望という名の 重い荷物を
君は 軽々と
きっと持ち上げて
笑顔見せるだろう


愛した男たちを かがやきに替えて
いつの日にか 僕のことを 想い出すがいい
ただ心の 片隅にでも 小さくメモして

ララララ…………

 

今回は、来生たかおさんの 『夢の途中』 と 薬師丸ひろ子さんの 『セーラー服と機関銃』 を お届けいたしました。

映画も見に行ったのが思い出されます。

 

 

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