名曲百選第四章(8)寒い冬もあとひと月、元気に乗り切りましょう! | 日々の生活(くらし)に音楽を♪

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俺の初恋はRock'n' Roll 俺の傍らには何時も音楽があった。

 

 

今日から2月、週一回の更新ですので、1日が更新日に当たるのも珍しいです。

先月は寒波が来たりして、やたら寒い日が多かったですね。

皆さん、元気に過ごされたでしょうか。

 

2月は如月とも言いますが、寒さで着物をさらに重ねて着るから、「着更来(きさらぎ)」 が、如月になったらしいです。

寒い冬もあとひと月、唇をかみしめて 乗り切りましょう。

 

唇をかみしめて/中島みゆき

 

 
広島を舞台にした有名なやくざ映画もあって、広島弁と言うと どうしても荒っぽい男言葉のようなイメージがありますが、中島みゆきさんが歌うと そこに優しさと可愛らしさと艶っぽさが加わりますね、そして力強い説得力も健在です。
以前、マツコ・デラックスさんが、女の子の方言で一番可愛いのは広島弁と言っていたのを思い出します。

 

唇をかみしめて/吉田拓郎
 

 
して、ご本家 拓郎さんのバージョン。
小学生の頃から学生時代を広島で過ごされた拓郎さん、広島弁が板に付いていると言うか広島弁が心地良く聴こえます。
さらに、男らしいカッコ良さもあります。
 
武田鉄也さんからの依頼で、映画 「刑事物語」 の為に
拓郎さんが書かれた歌で、拓郎さんの歌詞がまた いいです。
 
人が好きやけネー 人が好きやけネー
さばくもさばかんも 空に任したんヨー
人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネー
 
人が泣くんヨネー 人が泣くんヨネー
選ぶも選ばれんも 風に任したんよ
人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネー
 
特にこのサビが、心にきます。
やはりこの歌は、広島弁だからいいんですよね。
そして、その広島弁が呼び込んだメロディも歌詞にぴったりマッチしていて、拓郎さん会心の一曲という感じです。

 

唇をかみしめて

 
ええかげんな奴じゃけ ほっといてくれんさい
アンタと一緒に 泣きとうはありません
 
どこへ行くんネ 何かエエ事あったんネ
住む気になったら 手紙でも出しんさいや
 
季節もいくつか 訪ねて来たろうが
時が行くのもワカラン位に
目まぐるしかったんじゃ
 
人が好きやけネー 人が好きやけネー
さばくもさばかんも 空に任したんヨー
人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネー
 
何かはワカラン 足りんものがあったけん
生きてみたんも 許される事じゃろう
 
自分の明日さえ 目に写りもせんけれど
おせっかいな奴やと 笑わんといてくれ
 
理屈で愛など 手にできるもんならば
この身をかけても すべてを捨てても
幸福(しあわせ)になってやる
 
人が泣くんヨネー 人が泣くんヨネー
選ぶも選ばれんも 風に任したんよ
人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネー
 
心が寒すぎて 旅にも出れなんだ
アンタは行きんさい 遠くへ行きんさい
何もなかったんじゃけん
 
人が呼びよるネー 人が呼びよるネー
行くんもとどまるも それぞれの道なんヨ
人が生きとるネー 人がそこで生きとるネー
人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネー
 
今回は、『唇をかみしめて』 を 中島みゆきさん、吉田拓郎さんで お届けいたしました。
関西弁で歌われた流行歌は いくつかありましたが、広島弁というのが新鮮な感じがしましたし、カッコ良く響きました。
 

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