君のことが好きだった
どうしようもないほど好きだった
君は僕の事を受け入れようとしたけれど
それでも願いは叶わない
「別れようって思ってる?」と僕は聞いた
「そんなことないよ」と言って彼女は電話を切った
しかしすぐに彼女からの着信がある
「私やっぱり嘘ついた」
頭の中が真っ暗になる
その先の言葉はわかってた
その日はたぶん雨だった
そこから先はよく覚えていない
ただ愛おしさがこれ以上君を苦しませるなと言っていた
その日はたぶん雨だった
君のことが好きだった
どうしようもないほど好きだった
君は僕の事を受け入れようとしたけれど
それでも願いは叶わない
大きな声で叫んでた
大きな声で歌ってた
声を枯らして泣いていた
2人の日々は終わりを告げた
~ 第1章へと続く ~