梶よう子さんの「新田次郎文学賞」を受賞した2022年の作品「広重ぶるう」を買って読みました。
梶さんの作品は初めてです。
ドラマ化され、3月23日にNHK BS4Kで放送されるそうです。
「広重ぶるう」とは、ドイツ・ベルリンで人工的に作られた色「プルシアンブルー」のことだそうです。
江戸時代に日本に入ってきて、葛飾北斎などの浮世画家が使っていたそうです。
黒船来訪あたりの江戸時代の後期が描かれ、知らない事ばかりで、とても面白く読みました。
広重と言えば「東海道五十三次」が有名ですが、私たち年代が学校で習った時は「安藤広重」でした。
安藤は本名なのですが、1980年代からは「画号」で呼ぶのが通例となり「歌川広重」に変わったそうです。
知らなかった〜
いつの間にか変わっていたので、おかしいとは思っていたのですが… (笑)
徳島・鳴門も描かれたのですね。
広重ぶるうが美しいですね。
でも徳島には名産の「藍」があるのですが…
梶よう子さん
とても面白かったです。
ありがとうこざいました。