福岡市博物館で金印を | Naoの五線譜

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ギターとドラムが趣味です
年に数回、海外旅行や国内旅行に出かけていましたが、現在はマイクロツーリズムが主流です
料理の監修は奥さんにお願いしています

福岡市美術館は、福岡タワーの近くにあるので歩いて行きました。

 

エントランス正面

とても立派な建物でびっくり

 

手入れの行き届いた公園の中にあります。

 

中に入ると、すぐに博多祇園山笠が目に飛び込んできます。

福岡といったら博多どんたくですよね。

前回の福岡旅行の時に櫛田神社で大きな山傘を拝見したことを思い出しました。

そして、今日のメインは…

 

おおっ !

 

これがあの !

 

教科書で習った国宝の金印「漢委奴国王」(かんのわのなのこくおう)

中国の後漢の光武帝が、今の博多湾付近に存在した「奴国」に授けた印です。

江戸時代に、現在の福岡市東区志賀島で発見されました。

記録によると、島に住む農民が田んぼに水をひく溝を修理していたところ、偶然、発見したとのこと。

なぜそんな保管をされていたのか ?

日本がその扱いに反発していたのかな… ? なんて、いろいろ考えるのも楽しいですね。

 

暗くてピンボケになったのでパンフレットから写真をお借りしました。

 

レプリカを使って、実際に押印したり

 

重さを体験してすることもできます。

 

小さいけど、ズシリと重かったです。

でもこれは本物の金じゃないですよね(笑)

 

西暦57年の金印が今も存在するすることにロマンを感じます。

実は、奥さんは東京博物館に展示されている金印が本物だとずっと思っていたそう。

数年前にあれはレプリカだったと知った時はとてもショックを受け、是非本物を見たいと今回こちらへ来ました。

金印をしっかり堪能して目的を果たしました。

 

奴国自体の農耕器具

 

アジアとの玄関口であった福岡の歴史を紹介するものが多く展示されています。

 

実際に持てる火縄銃

結構重かったです。

 

甲冑

 

玉屋は老舗デパートなのかな?

ちょうどこの時、佐賀玉屋が再生計画を発表したというTVニュースが何度も流れていたので、奥の玉屋百貨店(?)がとても気になりました。

 

こちらにも山笠が展示されていました。

博物館独自に作られた軍師官兵衛の山笠

 

ジオラマにも山笠

福岡の歴史や魅力が工夫を凝らした展示で紹介されていました。

 

漫画家の冨樫義博展も開催されていて、若者が多く訪れていました。

ありがとうございました。

 

帰りは地下鉄 西新駅までタクシーで行き、地下鉄で空港へ。

福岡は空港が便利なところにあるので、本当に助かります。