夕食は、お食事処「ダイニング&ラウンジ濤-Tou-」で和懐石でした。
到着時にお茶をいただいたところですが、テーブルクロスがかかり、雰囲気がガラッと変わり素敵でした。
舟の形のナフキンが尾道らしい演出です。
一休のダイヤモンド会員の特典で、グラスのスパークリングワインをサービスしていただきました。
ありがとうございました。
私は地ビールの「尾道IPA」 990円
ほろ苦くコクがあり美味しかったです。
奥さんは地酒3種飲み比べセット 1540円
60mlが3種です。
天宝一 中汲み 大吟醸 賀茂泉 純米大吟醸 延寿 酔心 純米酒 橅のしずく
二人で地元に貢献しました(笑)
行燈を眺めながら
波の模様の平皿に、燈台のような行燈とともに3種の前菜が盛られています。
コリコリとしたあかにし貝 トマト土佐煮 スナップえんどうをなめらかでコクのある豆腐クリームで和え、セルフィーユを飾ってあります。
アスパラガスの胡麻豆腐と柔らかく煮た瀬戸内海の蛸に、山葵の風味が効いた餡がかけてあります。
炙った帆立貝柱のえんどう豆のピュレで和えてあり、花弁に模した大根が添えてあります。
どれも一口ずつの手の込んだ品で、とても美味しかったです。
瀬戸内穴子とワカメのしゃぶしゃぶ
広島名産の穴子に、シャキシャキのワカメと筍、世羅の松きのこです。
松きのこは、椎茸のおいしさと松茸の歯触りや見た目を持った広島県世羅町で生み出されたブランドきのこ。
初めていただきましたが、シャキシャキした歯触りが良かったです。
穴子のしゃぶしゃぶも初めてですが、これがとても美味しかった!
針野菜(白髪ネギに人参、キヌサヤを少し混ぜてあります)を一緒にいただくと、甘みと旨みがグッと出て、素晴らしい味です。
淡路島のホテルニュー淡路島ヴィラ楽園で穴子の鍋をいただいたことがありますが、その時は身が厚く切ってありました。
今回はしゃぶしゃぶなので薄く切ってあり、より穴子の旨さが引き立っているように思いました。
今回の旅行では、穴子をグリル、刺身、しゃぶしゃぶと3種類の料理法でいただけて、穴子を堪能できました。
上品な出汁も美味しくて、吸い物代わりに少しいただきました。
お造り
鯵の細作りを芽紫蘇で和えたもの 車海老を湯引きしたもの
焼き霜造りにした鰆とサヨリ
土佐醤油、ハーブオイル、レモン塩でいただきます。
こちらもいろいろな種類の魚を少量ずつ盛り付けてあり、変化のある味わいが楽しめました。
潮の流れの速い布刈瀬戸の天然鯛を昆布締めにしたもので、長芋をまいてぽん酢と煎り酒を掛けてあります。
散らされた穂紫蘇のピンクとこの時期らしい桜色が素晴らしい桜鯛が、桜の葉に盛り付けられ、一幅の絵のようです。
スズキの揚げ出し
旬のスズキをふっくらと揚げたものとじゃがいも饅頭、ズッキーニ、ヤングコーン、アスパラガスなどの地物野菜を揚げ浸しにしてあります。
東飛島の 富久長純米吟醸 1650円
鰆の南蛮漬け
独活、新玉ねぎや胡瓜、カリフラワー、ラディッシュなども添えられ、ポン酢は広島特産のレモンです。
和風ローストビーフ
柔らかいローストビーフをたっぷりの分葱と芥子酢味噌でいただきます。
揚げたての揚げた茄子やよもぎコロッケ、蓮根煎餅も付け合わされ、もうお腹いっぱいでしたが、美味しくいただきました。
鯛釜飯
炊き立ての鯛の釜飯
土瓶には美味しい出汁が入っていて、冷めないようにコンロで温めています。
茗荷、海苔、アラレ、山葵の薬味と壬生菜のしば漬けと奈良漬が添えてあります。
少なめでお願いしました。
鯛の出汁が効いて、とても美味しい〜
お出汁もいただきます。
半分残して、お茶漬けに。
釜飯は香ばしく焼いた鯛のアラで出汁をとっているので、そのアラが一つだけ入っていました。
残してしまった釜飯は夜食にとおにぎりにしてくれました。
水菓子
トロンとしたほうじ茶プリンにそら豆の蜜煮と胡桃の飴炊きを添え、さくらパウダーをかけてあり、甘さ控えめで、美味しかったです。
私はもちろん奥さんにパスです。
尾道産のセトカ、苺、ブルーベリーに八朔ジュレ
こちらは頑張って食べました(笑)
広島県産や尾道産にこだわった食材を使い、手間をかけ丁寧に調理してあり、とても美味しかったです。
少量ずつ、いろいろな料理をいただけたのも良かったです。
特に穴子のしゃぶしゃぶは思い出に残る美味しさで、さすが料亭小宿と名乗るだけあります。
サービスも丁寧で感じよく、リラックスして食事を楽しめました。
とても美味しかったです。
ごちそうさまでした。
記念にパチリしていただきました。
ありがとうございました。