台風10号による岩手や北海道の惨状を見ると言葉もありませんが、臨時休校などの先手を打った北部九州の対応は、的確だったと思います。何事もなくて、良かったです。
台風襲来の日、私は仕事だったのですが、夕方には今までに見たことのない光景に出くわしました。
![12号夕焼け](https://stat.ameba.jp/user_images/20160906/19/rocknluck/c9/9b/j/t02200170_0960074213741942219.jpg?caw=800)
日没寸前の強烈な西日がビルに反射して、自然の光景とは思えない光のコントラストでした。
信号待ちのクルマの中から撮った写真では、なかなかその雰囲気は出ませんが。
そして、その強烈な西日のおかげで見ることができたのが、これ。
![12号虹](https://stat.ameba.jp/user_images/20160906/19/rocknluck/e3/70/j/t02200315_0640091613741942218.jpg?caw=800)
たくさんの方々がSNSに投稿されていた、美しい虹です。
私は、停車中に撮ったので、虹のしっぽの部分しか撮れませんでしたが、走行中には虹の全体を見ることができて、思わず感嘆の声が出てしまいました。
台風13号も、虎視眈々と日本を狙っているようです。皆様、予報はこまめにチェックしましょう。
私の故郷・唐津出身のシンガー・ソングライター、カノエラナについては、去年から折に触れて記事にしてきました。
LauraとJames Horner
音楽の街、唐津
ずっと気にしていた彼女が、遂にメジャー・デビューしました。
ということで、デビュー・ミニ・アルバムの発売日に手に入れるために、予約しておきました。
![カノエCDs](https://stat.ameba.jp/user_images/20160906/19/rocknluck/c5/62/j/t02200158_0960068913741942220.jpg?caw=800)
「カノエ参上。」というタイトルのアルバムです。
どなたでも簡単に手に入れることができる状況になったので、ここでレヴューしておきたいと思います。
アルバム・トップは、シングルにもなっている曲です。
カノエラナ:シャトルラン Short Version
我が母校で撮影されたMVは、懐かしい風景が満載で目を凝らして見てしまいます。
肝心の曲は、キャッチーなリフが魅力の強力なポップ・ソングになっています。
「青春の応援歌」といった詞の内容は、ヒットの予感があります。伸びやかなヴォーカルと親しみやすい笑顔も、売れそうな気がするんですけどねー。
私が個人的に気に入っているのが、先行配信されていた「恋する地縛霊」です。
カノエラナ:恋する地縛霊 Short Version
コミック風に作られたMVも楽しいですが、なんと言ってもカノエラナらしい設定と詞の世界が個性的で素晴らしいです。この主人公の地縛霊に、思わず恋したくなるほど魅力的です。
Brian Setzer Orchestraを連想させるブギー・サウンドも、私のツボを刺激します。カノエラナのマイナー・デビューの頃からのサウンド・プロデューサー、浅野尚志氏のセンスが見事ですね。トランペットとサックスの2人が音を重ねて作り上げたビッグ・バンド・サウンドも、素敵です。本物のビッグ・バンドで、生で再現したくなります。
3曲目の「My World」は、割と普通のポップスのようですが、カノエの自叙伝的な詞が良い感じで、聴き込むと魅力が出て来ます。
「夏の祭りのわっしょい歌」は、花火大会や夏祭りの高揚感や露店の描写が満載で、ついつい引き込まれます。そんな中でもてない女のコの複雑な想いが詰め込まれて、せつない気持ちにもなります。
弾き語りのライヴ映像がアップされています。
カノエラナ:夏の祭りのわっしょい歌 Live
ギター1本ですが、路上ライヴで鍛えた、観客を巻き込む彼女の魅力を感じることができます。
「あたしの彼氏は二次元の人」は、まさに「カノエ・ワールド」全開!
コミック・オタク、アニメ・オタクであるカノエラナらしい詞の世界が展開します。
思わずいっしょに歌いたくなるキャッチーなメロディが、耳に残ります。
そして、アルバムのラストは、既に彼女のファンのあいだでは盛り上がっているらしい曲です。
カノエラナ:大事にしてもらえよ Live
前の曲で「二次元の彼氏」に恋する彼女は、リアルな彼氏が出来た友人からノロケ話を聞かされます。
ちょっと聴くと、友人への応援歌にも聞こえますが、そこに彼女の寂しさや悔しさが含まれていて、微妙な女心を表現した素敵な曲になっています。
彼女の弱点を、ひとつ。
アップテンポの曲になると、歌詞が明瞭にならなくなることです。
個性的な歌詞が彼女の大きな魅力なので、初めて聴いた時点で詞の内容がわかるようになると、爆発的にファンが増えそうな気がします。実にもったいない。
「いきものがかり」の吉岡聖恵ちゃんくらいにはっきり歌えたらねぇ。
ただ、それがあっても魅力的なメロディと、圧倒的な歌唱力。
それに加えて、ヴィジュアルの魅力。
たぶん、売れるのは時間の問題でしょう。
そして、このアルバムには、初回限定でライヴのDVDが付いています。
これは、彼女の初めてのワンマン・ライヴから、3曲だけを収録したものです。
カノエラナ:「カノエ参上。」Special Live DVDダイジェスト
バンド編成でのライヴは、予想以上に「ロック」していて、素晴らしいものでした。
これ、全長版がリリースされたら、「買い」でしょう。
ということで、6曲入りで1500円。
気になったら、即買いましょう。
私が応援しなくても、メジャーになるに違いないカノエラナに、注目です。
「カノエラナです。」/ハピネット
![](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51lQ%252B32HaJL._SL160_.jpg)
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「ヒトミシリ。」/ハピネット
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【早期購入特典あり】 「カノエ参上。」(Special Live DVD付き)/ワーナーミュージック・ジャパン
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